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November 18, 2005

日米首脳会談についての各紙社説

 11月16日の日米首脳会談についての17日朝刊社説を抜粋してみた。()内は自分の意見。


産経:日米首脳会談 「強固な同盟」の意味重い

 「軍事力の近代化を進める中国、核開発を公言する北朝鮮の脅威に加え、国際テロなどとの戦いを考えれば、日米の共同対処は当然だ」。
(中国や北朝鮮、国際テロの脅威に対して、日米が共同で対処するのは当然と言う。現状ではその通りだ。日本単独で対処できない以上、代価を支払うのも基地を提供するのも仕方がない。ただ日本の自衛隊が自衛軍として機能するまでのつなぎであるという気持ちがないと、いつまでもアメリカに従属したままになってしまう。産経の社説は残念ながらそこまで書けていない。)

 「首相は『平和と安全という恩恵を受けるためにはしかるべき代価を払わないといけない』と語った。在日米軍と自衛隊という抑止力があって、国民の安全と自由は確保されている。このことを首相はもっと国民に語りかけ、理解を求めるべきである。国民の支持が同盟には欠かせないからだ」。
(国家なくして地方自治など存在できない。日本全体の利益を考えないといけない。地方が国家に反発していては国家事業など出来ない。常識的な首長が選ばれないといけない。しかし大衆民主主義では必ず政府は堕落するのではないか。大衆は自らの権利は主張し義務を避けようとするからだ。そんな大衆を問題のあるマスコミが先導しているのだからお先真っ暗だ。)

 「首相は『日米関係が緊密であればあるほど中国、韓国をはじめ世界各国と良好な関係を築ける』とも述べた。そのためには憲法上、行使できないとする集団的自衛権問題などを決着させることこそが肝要である」。
(集団的自衛権の行使は自衛隊が軍隊として機能できないと不可能だ。憲法も法も人も兵器も整備しないといけない。)


読売:日米首脳会談 東アジア情勢が迫る同盟強化

 「小泉首相は、緊密な日米関係があってこそ、中国をはじめアジア諸国と良好な関係を維持できるとの見解を示した。(略)日米安保体制は従来、地域の平和と安定の『公共財』となってきた。首相の発言は、地域情勢の変化によって日米同盟の役割が今日、一層重要になっている、との認識を示したものだ」。
(中国や朝鮮に弱みを見せたらとことんナメられる。ガス田、尖閣諸島、領海侵犯、工作船、等々。日米安保体制がなければ、既に中国が台湾や日本を攻撃しているかもしれない。中国はチベットを侵略し、朝鮮、ベトナム、ソ連、インドと軍事紛争を起こした。実績は十分だ。)

 「中国は、共産党一党独裁体制だ。自由主義、民主主義などの価値観を日本とは共有していない。日米同盟関係に代わって、日中関係を基軸に地域の平和と安定を築ける、と考えるのは非現実的だ」。
(その通りなのだが、中国が一党独裁国家であることを強調せず、日中友好を図れという新聞もある。少しは読売を見習え。)

 「日米同盟を強化するという観点から、政府は関係自治体との協議を急ぎ、円滑な問題の解決を図るべきだ」。
(問題は政府ではなく自治体にあると思う。)


毎日:日米首脳会談 共感を得てこその同盟だ

 「京都市で16日行われた日米首脳会談で小泉純一郎首相とブッシュ大統領は日米同盟の維持・強化を改めて確認し、『世界の中の日米同盟』を強くアピールした。日米安保体制を基盤とした両国の協力関係の発展はアジア太平洋地域の平和、安定に必要である。問題は、その同盟関係をいかに有効に機能させるかだ」。
(毎日でも、日米安保体制がアジア太平洋地域の平和・安定に寄与していることを認めている。時代が変わったというか。)

 「東アジア情勢を見ても、良好な日米関係がいかに重要であるかがわかる。北朝鮮の核開発は一刻の猶予も許されない深刻な脅威となっている。海軍を増強し太平洋への進出を図る中国の動向も懸念材料だ。強固な日米関係は、こうした不安定要因を包み込む公共財になってこそ意義がある」。
(ちゃんと状況を把握しているようだ。さすがに「平和憲法」では説得できなくなったからだろう。)

 「その意味で、小泉外交が対東アジアで立ち往生しているのは憂慮すべきことだ。中国と韓国は首相の靖国参拝反対で共同歩調をとり始めた。12月には初の東アジアサミットが、米国抜きで開かれる。日本がどの程度リーダーシップを発揮できるかは、日米同盟の将来にもかかわってくる」。
(東アジアサミットで中国ではなく日本がリーダシップを取ればよいのだが、現状ではまず無理だろう。)

 「日米が掲げる価値や日米同盟の意義に賛同する仲間を増やす努力をすることも重要だ。小泉首相はアジア外交の再構築にとりかかるべき時期にきている」。
(冷え切った中国・韓国との外交をやり直せという意味か、それとも、中国・韓国など放っておいて、他のアジア諸国との外交関係を再構築せよという意味か。後者だろうか。ならば毎日も思い切った社説を書いたものだ。)

朝日:日米会談 同盟礼賛で済むのなら
(タイトルだけ見てもわかるが、他紙社説は日米「首脳」会談としているが、朝日だけ「首脳」を省き、扱いを軽くしている(タイトルの文字数制限ではないだろう)。芸が細かい。)

 「両国間に懸案がないわけではない。でも、ことさら同盟を確認しあわなければならないほどの緊張はない。京都会談での首相の入れ込み方は異様でさえあった」。
(朝日は「同盟を確認しあわなければならないほどの緊張はない」と言い、他紙で取り上げている北朝鮮や中国の問題には触れない。事実を無視している。緊張がなければ同盟も軍隊も不要という、朝日などが使う昔ながらの論法だ。誰も騙されないと思うが。)

 「日米関係が日本にとってきわめて重要なことは論をまたない。それで近隣国などとの外交懸案が解決されていくというならそれほど結構なことはない。だが、現実はまったく違う。中韓とのぎくしゃくした関係や、失敗に終わった国連安保理の常任理事国入りを見れば自明のことだ。日米さえうまくいけばすべて大丈夫というのは思考停止に近い」。
(日米同盟があるから、中国と武力衝突せず「ぎくしゃくした関係」で済んでいるのだ。また日米同盟と日本の常任理事国入りとは関係ない。60年前から思考停止しているのは朝日のようだ。)

 「首相にも、中韓との関係をどう打開し、日本はこの地域の将来にどのようなビジョンを描いていくのかを、もっと具体的に語ってもらいたかった。強固な日米関係も、そのなかに位置づけてこそ意義が明確になるはずだ」。
(朝日はどうしても日本を中国や韓国の言いなりにさせたいようだ。読売の社説が朝日への反論だ。)

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偽情報にご注意!
 先日来、「情報漏洩」などの文字が添えられて、アダルト関連のメールが大量に小生のアドレス宛送りつけられて来ている。何処からどう情報が漏れたのかは知る由もないが、以前も、小生のメールアドレス宛に小生の同じメールアドレスを発信元と偽って、同様のメールが送られてきたことが数回あった。
 そこで、小生のアドレスを発信元と偽ってインチキメールなどが発信され、知らず知らずのうちに皆さんにご迷惑を掛けていはしまいかと案じている。
 小生が発信する情報は、ブログを観ていただければお解かりのとおりの趣旨を逸脱することは断じてあり得ないので、万一、不本意ながら斯様なご迷惑をお掛けすることがあれば直ちに消去され、宜しければご連絡をいただきたい。
 ところで、皆さんのブログにコメントを発する場合、メ-ルやブログのアドレスを任意に記入するようになっている。このことを悪用し、他人のアドレスを記入する不届きな輩がある。小生のブログにも斯様なコメントがあり、返事の出しようがなかった。
 他人の家に第三者の面をかぶり土足で侵入して、自分の言いたいことだけほざいてさっさと逃げる。自分の家は他人に汚されたくないが、他人の家を如何に汚そうが一切関知しない、実に身勝手な輩であると言わざるを得ない。
 斯様な輩が発するコメントは、案の定、自分のことしか考えておらず、他人を思い遣る観念が根底から欠けていている。当然、他人の意見には聴く耳を持たないようである。
 斯様な輩の出現も、元を辿れば戦後の教育の廃頽が主たる原因であり、その意味では又、進歩的文化人共の可哀そうな犠牲者とも言えよう。

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