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November 15, 2005

小泉首相は「国体の変革」をする気か

 産経新聞15日朝刊の正論欄は、小堀桂一郎氏の「『勝者の傲り』がもたらす禍を見よ」だ。

 その中で「然し、一九八九年、対共産主義の冷戦に確実なる勝利を得て後、米国の日本改造要求の情念は再び活発化した。昨年刊行されて我々に大きな衝撃を与へた関岡英之氏の『拒否できない日本』は、我国の当局者が『日米構造協議』(SII)と呼ぶ所の通商交渉は、実際には『構造障壁排除指導』(後半は拙訳)とでも呼ぶべき険悪な内政干渉であることを指摘してゐる」。

 内政干渉というと、中国や韓国ばかりを思い浮かべるが、アメリカは戦後ずっと日本に内政干渉し続けているのだ。日本をアメリカの属国と揶揄するのは軍事面の理由だけではない。

 「故に、小泉氏の掲げる構造改革の青写真はアメリカの尊大な要求を忠実に反映してゐる。抑々伝統の遵守よりも改革の方に価値を見出すといふ姿勢自体が保守政党にあるまじき矛盾である。郵政民営化といふ共同体原理の否定も禍々しい破壊活動だが、最悪の凶兆は、氏が皇室典範有識者会議を使嗾して、占領軍さへ手控へてゐた『国体の変革』を企ててゐるらしい事である」。

 今年の首相の靖国参拝の姿勢や、「心ならずも」犠牲になった戦没者という言い方をみると、首相の歴史認識が非常に心もとなく思える。日本は古来から男系相続で天皇が即位してきた。これは、他国の王室にない特徴であり、他国から非常に尊敬されている伝統である。この伝統をあっさりと壊してはいけない。日本の長所を自らが壊してどうするのか。

 構造協議にしてもそうだ。アメリカが自分たちの国益に適うよう日本に要求を突きつけているだけだ。バブル崩壊までは世界中に模範として紹介され、ほんの数年前まで存続していた「日本的経営」。短所ばかりを指摘してアメリカ型にしてどうなったか。日本人は幸せになったか。否。

 以前、時価会計についても書いたが、時価会計は2000年を境に導入された。その前までは「時価評価は恣意性が大きいので、原価主義をとる」とどの学校でも教えていたはずだ。それを180度ひっくり返して何も言わない。戦前と戦後の教育が断絶しているのと同じだ。ある日を境にいきなり正反対の事を言って、誰が信じるのか。過去を「水に流す」のが得意な日本人の弱点かもしれない。

 もし小泉首相が「有識者会議」の震源のまま、皇室典範を変えようとするならば、自分は絶対に不支持に回る。そもそも日本人の口から女系・女帝容認などという意見が出ることがおかしいのだ。日本は一体どうなってしまうのだろう。

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