中国のいいなりは最悪
産経新聞15日朝刊に、「ヘリテージ財団中国専門研究員 ジョン・タシック氏に聞く 中国のいいなりは最悪」という記事がある。
「元米国務省中国分析部長で現ヘリテージ財団中国専門研究員のジョン・タシック氏はこのほど産経新聞のインタビューに応じて、米国からみた日中関係の現状についての見解を語った。同氏は日中関係が悪化してみえるのは中国がアジアでの歴史的なパワーの拡大の過程で日本を障害とみて抑え、辱めることをアジア諸国に誇示しようとしていることが主要因だと指摘。日本にとっては首相の靖国参拝問題などで中国のいいなりになることが最悪の選択だとの意見を表明した」。
自分の考えと同じだ。アメリカではなく、日本人からもっとこのような意見が出てもよいと思うが。東京裁判史観に呪縛されているのだろう。
氏は、首相の靖国参拝が日中関係を悪化させたという主張を打ち砕いている。
「靖国参拝は日中関係全体では議論に値しないほど小さな問題だと思う。私は日本も靖国参拝も中国がみるようにはみない。私は日中関係で靖国にだけ焦点を合わせる人たちが理解できない。最近の日中関係悪化といえば、中国側では昨年十二月から今年三月ぐらいの期間中も靖国ではなく、日本の国連安保理常任理事国入り阻止が主標的だった。反日デモも、日本の国連常任理事国入り反対がもっぱらのスローガンだった」。
「中国は既成の米国主導の秩序に挑戦し、アジアの首位の国家として君臨しようとしているが、その過程で最大の障害になるのは日本だとみている。その結果、中国は日本に多角的に圧力をかけ、挑発し、辱め、小突き回そうとする。そして中国指導部はそのことをアジア諸国や自国の国民に誇示したいのだ。基本的にはこの中国の動きが日中関係の緊迫とか悪化という状態を作っている」。
正にその通りだろう。一度中国の要求を受け付ければ、とどまるところを知らず、要求をエスカレートさせるのは間違いない。中国の目的は日本を無力化することなのだから。
という見方で産経新聞のページの次の記事を見ると、中韓になど、まともに対応していたら馬鹿を見ることは明らかだ。内政干渉には徹底して抗議せよ。
「ヒトラー例え小泉首相批判 靖国参拝で中国外相」
「中国の李肇星外相と韓国の潘基文外交通商相は15日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の会場である釜山で会談し、李外相は小泉純一郎首相の靖国神社参拝に反対する考えを強調、両外相は再度の参拝は許されないとの意見で一致した。先の小泉首相の靖国参拝について、中韓外相が協調して反対の意思を表明するのは初めて」。
首相の靖国参拝に反対しているのはこの2カ国しかない。常識や善悪の区別のわかる国なら、こんな葉つげbを公式にはしないだろう。独裁国家とその威を借る馬鹿国家ならではだ。
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