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October 30, 2005

なぜ「軍」にしたいのかと言う朝日の社説

 29日朝刊の朝日の社説のタイトルは「自民改憲案 なぜ『軍』にしたいのか」だ。朝日は、第9条の先送りと言うが、先送りせずはっきりさせたらもっと騒ぐのではないかと思う。

 「50年前の結党時には盛り上がっていた改憲論だが、高度経済成長に入るとすっかりしぼんだ。自他ともに認める改憲論者の中曽根元首相でさえ、80年代の首相在任中に手をつけようとしなかった。時代の空気にそぐわないと感じ取ってのことだったろう」。

 中曽根首相の「不沈空母」発言を捉えて攻撃したのはどのマスコミだったか。また中曽根首相の靖国参拝を中国に伝え、外圧を加えてまで政府を攻撃したのは朝日であった。「時代の空気にそぐわない」などと、よく飄々と言えるものだ。

 「『翻訳調』などと評判の悪かった前文について、草案の記述は意外なほど素っ気ないものに落ち着いた。日本独自の歴史や伝統への言及はなく、論議を呼んだ『国防の責務』や『愛国心』といった復古色の濃い言葉はソフトであいまいな表現になった」。「公明党や民主党との調整を意識したのかもしれないが、伝統的な改憲論者たちに失望感が出ているほどだ」。

 憲法前文の案については朝日はさぞ喜んでいることだろう。「日本独自の歴史や伝統への言及」のない前文など必要ではない。公明党と連立を組んでいるがための弊害ではないか。

 「その一方で、現行の前文にあるような平和への熱い思いは語られていない」。

 一体、現行憲法の前文のどこに平和への厚い思いがあるのか。おそらく前文の次の箇所を指すのだろう。

 ↓ここから
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 
 ↑ここまで

 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」するのであれば、どの国にも軍隊や平気は不要だ。だが現実は正反対で、国際社会における軍事力の役割は非常に大きい。言うまでもないことだ。戦後60年間、自衛のためにすら日本は軍事力を使っていない。竹島でさえ、武力で侵略・支配されたままだし、拉致も解決できそうにない。

 平和を維持するためには軍事力や戦争が必要である。その程度の常識すら今の日本ではわからない連中が多い。学校では、戦争は悪と教え、日本は昔悪いことをしてきたと教える。自分も小学校のとき憲法前文を丸暗記させられたが、これも一種の洗脳のようなものだろう。もちろん国旗を掲揚したことも、国家を歌ったこともなかった。

 「問題は9条である。軍隊としたのは、世界有数の装備を持つに至った自衛隊の現実を認知するとともに、一人前の国家として当然の構えを持ちたいということだろう。政府見解で否定されている集団的自衛権の行使に道を開く狙いもある」。

 前段は朝日の言うとおりだ。軍事力を行使できない、アメリカに守られて当然などという国のどこが独立国か。後段も別に問題ではない。集団的自衛権は国連憲章でも認められている。

 「イラクでの英国軍のように米軍と肩を並べて戦うのか。あるいはいまの自衛隊と同じような原則を保ち、あくまで抑制的な役割に徹するのか。この草案ではどちらも可能に読めてしまう」。

 「軍」なのだから、他国の軍に守ってもらうような「抑制的な役割に徹する」ことなど常識的にありえない。日本派兵は、非常識な状態にあることをまず認識すべきだ(以前の湾岸戦争では派兵すらせず金だけ出したため、クウェートからは感謝されなかったし諸外国からも評価されなかった)。

 「いまの9条には賛否があるが、海外で武力行使はしないという原則に徹するからこそ、自衛隊が国民に評価され認められてきたのは動かしがたい事実だ。日本に侵略され植民地化されたアジア諸国にとっても、日本の不戦の誓いという意味をもってきた」。

 朝日は、海外派兵した今、自衛隊は国民から評価されず認められていないというのか。しかも「動かしがたい事実」などと言う。根拠を示すべきだ。自衛隊が「国民に」評価され~、とあるが、「朝日に」の間違いであろう。自社の説を国民が支持しているかのような書き方をするな。横柄である。

 また、「日本に侵略され植民地化されたアジア諸国」と書き、朝日が東京裁判史観べったりであることを自ら暴露している。アジア諸国の中には、日本のおかげで独立できたという国々もあるのだ。いまだに60年前の戦争をとやかく言うのは中国と韓国だけだ。

 「国際社会とりわけアジアで、日本はどのような役割を果たしたいのか。大きな絵の中に9条改正の論議を重ね合わせない限り、国民も近隣国も安心できる案にはなり得ない」。

 近隣諸国が安心するのは、日本が普通の国になってほしくないからだ。外交力として軍事力が使えない(背景にない)ので、経済力と政治力しか使えない。が、経済力はろくに行使していないし、政治力は外務省を見てもわかるが弱々しい。国民は、強い日本の方が安心できる。国民が他国に拉致されても助けることができない。領土を奪われても取り返せない。竹島では、日本の漁場が侵され、日本の猟師が韓国に殺されてさえいるのにだ。北方領土に帰れない人も多くいる。これで安心できるのか。他人事と思っているからだ。自分の身に起こるかもしれないのだ。朝日は日本国民を危険な状態にしておきたいのであろう。

 こんな社説を書く奴もそうだが、何でこんな新聞を日本人が買うのだろう。

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