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October 11, 2005

昭和天皇は退位すべきだったのか?天声人語氏

 朝日新聞の10日の天声人語で原彬久「吉田茂——尊皇の政治家」(岩波新書)をとりあげている。
 天声人語によると、本書には「吉田を動かした原動力は、皇室への尊敬が社会秩序の基礎だという信念だった」、「占領軍に協力したのも、マッカーサー元帥が日本の統治のために皇室存続を決断したからだ」とあるそうだ。

 当たり前の話ではないか。「皇室への尊敬が社会秩序の基礎」であることは、当時の政治家なら誰でも認識していたし、国民にも浸透していたはずだ。何と言っても立憲君主国なのだから。日本は連合国に無条件降伏したのではない。国体護持を前提としていたはずだ(有耶無耶になったが)。もしマッカーサーが皇室を存続させなかったら、誰が占領軍に協力しただろうか。今のイラクのようになったのではないか。

 天声人語は「天皇の権威を守るためだっただろうが、『天皇が自らの戦争責任を形にできなかった歴史的含蓄は重い』と原さんは言う。今日まで残る日本の過去の問題を考えると、吉田が落とした影もまた大きかった」という。「さらに吉田は、戦争責任から一時は退位すべきか迷っていた昭和天皇を思いとどまらせた」という文を引用しているので、天声人語は昭和天皇が戦争責任をとって退位すべきだった、と主張しているのであろう。

 立憲君主国においては、君主は無答責(統治上の責任を負わない)が認められている。天声人語が「日本一のコラム」を自称するのであれば、その程度の常識はわきまえて執筆して欲しい。更に言うと、日本の国体を否定するような新聞は日本の新聞ではない。一般紙の言論として許される範囲を超えているように思う。

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