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October 06, 2005

高松高裁の靖国訴訟は控訴棄却・憲法判断せずで、ほっとした

 読売新聞のページに「靖国訴訟、高松高裁が控訴棄却…憲法判断には触れず」という記事がある。

 「小泉首相の3度にわたる靖国神社参拝を巡り、四国の戦没者遺族や宗教家ら73人と宗教法人2団体が『憲法の定める政教分離に違反し、精神的苦痛を受けた』として、国と小泉首相らを相手に、違憲確認や1人1万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が5日、高松高裁であった」。

 「水野武裁判長(紙浦健二裁判長代読)は『原告の信教の自由を直接侵害するものではない』として1審・松山地裁判決を支持、参拝の公務性や憲法判断には触れずに原告側の控訴を棄却した。原告側は上告する」。

 大阪高裁のような要らぬ憲法判断がされたら困ると思っていたら、真っ当な判決だった。
 「憲法判断について水野裁判長は『具体的な事件の解決のため、解釈が必要な場合にのみ憲法判断するのが違憲審査のあり方』と言及した」。

 その通りだ。小泉首相の靖国参拝で精神的苦痛を受けたなど、個人の主観の問題だ。法律や憲法、裁判とは相容れない。裁判官が毅然とした態度を取らないと、左翼に判決を利用されるだけである。違憲確認など求められてもする必要など無い。

 朝日新聞のページ(香川版)では「『大事なところで逃げた』靖国訴訟高裁判決」などという見出しをつけ、原告の主張だけを一面的に報道している。あまりに偏向しているので、以下に引用する。

↓ここから
「小泉首相の靖国神社参拝は違憲」と訴えた四国の宗教者や戦没者の遺族、元軍人らは5日、高松高裁が一審の松山地裁に続いて憲法判断をしなかったことに「一番大事なところで逃げた」と、怒りと失望をあらわにした。戦後60年がたち、戦争を知る世代は減るいっぽう。原告も高齢化がめだつ。だからこそ「戦争が美化される危うさを分かってもらうためにも闘いを続ける」。
 原告団は午後2時からの判決言い渡しの後、原告団長の釈氏(きく・ち)政昭さん(62)が住職を務める福善寺の隣のビルに移り、記者会見した。

 釈氏さんは、「裁判所が憲法判断から逃げた。腹が立つ」。9月30日の大阪高裁の違憲判決を受けて期待を高めていた弁護団長の草薙順一弁護士は、「違憲確認を求めているのに一番大事なところで逃げている。司法の職務を果たしていない」と落胆の表情を浮かべた。「首相が参拝を続けると、また国内外で衝突が起きる。だから政教分離が定められているのに。必ず上告します」
 違憲判決を出した大阪高裁での訴訟の弁護も務めた加島宏弁護士は、首相の靖国参拝で原告らの権利や利益が侵害されていないとした判決について、「原告が心の平穏を乱されたと主張したが、裁判所はまったく聞く耳をもたない」と憤った。

 その後の報告集会では、四国内の原告のほか、東京や沖縄、大阪など各地の靖国訴訟の原告ら約30人が集まり、訴訟にかける思いを語った。
 原告団の事務局長を務める松山市の専念寺住職、安西賢二さん(59)は「一国の首相が特定の宗教とかかわり続けることは非常に危険だ」と不安を訴える。
 原告団長として愛媛玉串料訴訟を起こした82年、戦死者を供養しようと松山市内の遺族の檀家(だん・か)を訪れたときのことが忘れられない。仏壇にあったのは、先代住職だった父親が戦死をたたえる称号を書いた位牌(い・はい)だった。「浄土真宗は戦争のない世界を願っているのに、戦争中はまるで正反対のことをしてきたんだ」と罪の意識を感じた。「参拝がこのまま続けば国家へ命をささげることへの礼賛を助長することになる」

 控訴審で意見を述べた男性(81)は44年、善通寺で旧陸軍に入隊し、爆弾を背負って米軍の戦車に体当たりする特攻訓練を繰り返した。そんなことをして戦争に勝てるのかと疑問を感じて上官に質問したら、木銃で左頬を殴打された。その傷が今も残る。法廷では傷跡を示し、戦争の悲惨さを訴えた。「靖国神社を批判をすることは、純心に死んでいった戦友のことを思えば気が引ける。しかし、自分の子どもや孫に悲惨な経験をさせたくない」と話す。
 終戦直前に特攻機の操縦訓練を受けた高松市の滝恒夫さん(82)は、親しい友を特攻で失っている。「靖国神社には、将来ある若者を特攻に追い込んだ戦争責任者たちが祀られている。そういう神社に首相が参拝することの意味をみんなで考えてほしい」と話した。
↑ここまで

 普段全国紙を見ているが、地方紙の偏向ぶりはひどいと聞く。上記もその一例だろう。

 首相が靖国参拝をやめても日中関係、日韓関係がよくなる事などない。なぜ中曽根首相の靖国参拝までは、中国や韓国から参拝中止を求められなかったのか。靖国参拝訴訟も同じだ。中・韓と左翼の利害が一致したからにすぎない。

 1977年の「津地鎮祭」訴訟大法廷判決を見れば違憲でないことがわかる。要旨を引用する。

↓ここから
1.憲法の政教分離原則は、国家が宗教的に中立であることを要求するものではあるが、国家が宗教とのかかわり合いをもつことを全く許さないとするものではなく、宗教とのかかわり合いをもたらす行為目的及び効果にかんがみ、そのかかわり合いがわが国の社会的・文化的諸条件に照らし信教の自由の保障の確保という制度の根本目的との関係で相当とされる限度を超えるものと認められる場合にこれを許さないとするものである。

2.憲法20条3項にいう宗教的活動とは、国及びその機関の活動で宗教とのかかわり合いをもつすべての行為を指すものではなく、当該行為の目的が宗教的意義をもち、その効果が宗教に対する援助、助長、促進又は圧迫、干渉等になるような行為をいう。

3.市が主催し神式に則り挙行された市体育館の起工式は、宗教とかかわり合いをもつものであることを否定することはできないが、その目的が建築着工に際し土地の平安堅固、工事の無事安全を願い、社会の一般的慣習に従った儀礼を行うという専ら世俗的なものと認められ、その効果が神道を援助、助長、促進し又は他の宗教に圧迫、干渉を加えるものとは認められない判示の事情のもとにおいては、憲法20条3項にいう宗教的活動にあたらない。
↑ここまで

 朝日は明日の社説で、この高松高裁の判決をどう書くのか楽しみだ。朝日にとっては期待外れだから取り上げずに無視するかもしれない。(明日に続く)

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