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新・独書リスト

音リスト

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February 2005

February 28, 2005

日露戦争物語 & 源氏物語

 江川達也「日露戦争物語 15」(小学館)を読んだ。以前も書いたがまだ日清戦争(黄海海戦が始まったところ)だ。この調子では100巻を超えるのではないか。
 江川達也「源氏物語」も5巻まで読んだが、これは源氏54帖を1巻ずつ順に単行本にしている。古典の勉強にもなるしお勧めだ。

 原本以外の源氏物語関係でのお勧め本は次の通り。

 ・大和和紀「あさきゆめみし」(講談社漫画文庫)
 ・江川達也「源氏物語」(集英社)
 ・大塚ひかり「『ブス論』で読む源氏物語」(講談社)
 ・小泉吉宏「大掴源氏物語 まろ、ん?」(幻冬社)
 ・田辺聖子、岡田嘉夫「絵草紙 源氏物語」(角川文庫)
 ・由良弥生「源氏物語 眠らない姫たち」(三笠書房)

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日本政府はタバコを減らせ?馬鹿言うな!

 朝日の28日の社説のタイトルは「たばこ条約―ひと箱千円だっていい」だ。「たばこ規制枠組み条約」が発効したことを受けての社説で、喫煙は悪であるという前提に立っている。「日本政府は、さらにたばこの消費を減らすべく、さまざまな対策をとらなければならない」とか、「健康への悪影響は、全国民に及ぶ」とか、政府がすべきことはまず「たばこの税率を引き上げ、その値段を上げることだと思う」、「政府は思い切って、一箱千円程度にするぐらいのことを検討すべき時だろう」などといいたい放題である。
 日本では喫煙者は今や少数派だ。建物や電車の中など禁煙の場所が増え、肩身の狭い思いをしているのではないかと思われる。喫煙者は日本では「弱者」なのだ。また現時点でもタバコ代の半分以上が税金だ。この上更に税負担をさせようというのか。社会的弱者である喫煙者がタバコを吸う権利を奪われようとしているのに、「弱者」の「人権」を守る朝日がなぜ擁護しないのか。朝日の主張に合わないからというご都合主義だと思う。
 喫煙にも良い面はある。気分がよくなるとか、頭がすっきりするとか、落ち着くとかだ。そして皆が必ず健康を害するという訳ではない。旧ソ連で喫煙に関する実験をした。禁煙にした町とそうでない町とで数十年間観察したところ、禁煙にした町の方が寿命が短かったという(誰かに聞いた話なので裏づけは無い)。タバコの害よりもストレスで健康を害するかもしれないと思う。
 では次のような場合はどうか。朝日の言い方と変わらないと思うが。
 「飲酒も度を越すと中毒になり健康を損ねる。酔っ払いは騒いだりゲロを吐いたり周囲に迷惑をかける。泥酔して犯罪を犯しても無罪だ。飲酒運転は事故を起こす可能性が非常に高い。だから日本政府は酒類の消費を減らすべく、さまざまな対策をとらなければならない」。「自動車の排気ガスの健康への悪影響は全国民に及ぶ。政府は自動車に更なる税金をかけ、交通量をへらすべきだ」。
 それから、国連のやっていることはすべて正しいかのように受け止めるのはおかしい。今回の「たばこ規制枠組み条約」もそうだが、「子供の権利条約」もそうだ。
 ただし、マナーが悪い喫煙者がいるのは問題だ。タバコのポイ捨てや、人ごみの中での喫煙などだ。マナーを守らなければ、更に嫌煙に拍車がかかってしまう。
 そうそう、私は喫煙しませんから、タバコの煙やニオイは嫌いです。しかし、喫煙者を抹殺するような動きには断固反対します。何か筒井康隆氏の20年以上前の小説「最後の喫煙者」が実現しそうな感じだ。

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憲法前文は全面書き直しだな

 産経新聞のページによると、自民党新憲法起草委員会が中間集約案を提示し、前文に盛り込むべき事項として「日本の歴史・伝統・文化」「わが国の自然と、それにはぐくまれた国民性」の明確化を掲げたとの事。

 「自民党新憲法起草委員会・前文小委員会がまとめた「中間集約案」は次の通り。
 【憲法前文に盛り込むべき事項】わが国の自然とそれにはぐくまれた国民性▽わが国の歴史、伝統、文化▽目指すべき国家像▽わが国の政体、統治の基本原則 ▽国民主権と議会制民主主義の原則▽平和主義と国際協調主義の原則▽国の独立と国民の安全の確保▽国民の権利と義務の根本原理▽家族の尊重▽地方自治の原則▽新憲法は国民の手になる自主憲法
 【前文の文体と分量】美しく正しい日本語で、明確で簡潔な表現▽義務教育の段階でそらんじ、内容を理解し、親しむことができる▽分量は500字から600字程度」(以上抜粋)

 これらを正反対にすれば、今の憲法前文の特徴になる。ひどい前文だ。

 各紙のページのタイトルを挙げると、次の通り。
 産経「前文に『歴史と国民性』明確化 自民、新憲法で中間集約」
 読売「憲法前文の論点整理、自民小委が中間集約案を提示」
 毎日「憲法:国民の義務明文化 自民起草委が前文で中間集約」
 朝日「自民が新憲法前文の中間集約案 保守色盛り込みが焦点に

朝日は慎重論を前面に出している。「出席者からは『復古調と言われ、国民の理解を得られない』などとの慎重論も出た」、「会合では慎重論も目立ち、『自民党の思いを素直に書くべきだという意見と、具体的な憲法改正に向けて他党との関係も配慮するべきだという意見が五分五分』(岡田直樹・同委事務局長)というのが実情だ」とある。また、朝日だけが現行憲法の憲法改正手続きに触れている。「公明党や民主党の協力を得て『各議院の総議員の3分の2以上の賛成』という憲法改正の高いハードルをクリアすることを視野に入れつつ、『保守色をどこまで打ち出せるのか』が議論の焦点になりそうだ」という。改正が非常に困難なことが分かっていての記述と思われる。
 読売は「現行憲法が連合国軍総司令部(GHQ)からの『押しつけ憲法』であることを考慮したものだ」と明記した(その通りだ)。
 産経は、「『国民の復古調への警戒感は強い。《戦前回帰だ》との印象を与えるのは適当でない。文言の工夫が必要だ』との発言もあった」と載せ、公平な報道姿勢だ。

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February 27, 2005

「犬夜叉」は鳥居が出てくるため、韓国では放映自体が不可能

 以前書いたが、韓国で、ヒカルの碁の着物を着た登場人物にボカシを入れて放映した画面があった。
 日本でゴールデンタイムに放映されているアニメ「犬夜叉」は、鳥居が出てくるため、韓国では放映自体が不可能だという。台湾を見習え!別に韓国に日本のアニメを観てほしいとはおもわない。日本のまねをしないで独自のアニメを作ればどうか。「韓流」ブームといいながら、一方では日本文化を認めないのだから、こんなことで日韓友好が進展するわけが無い。日本人のお人好しさが利用されているだけだ。
 「経済的なつながりが深まり、『韓流』ブームも手伝って日韓関係はかつてないところまで進んだ」と言うのは朝日だ(27日の社説より)。韓国が態度を変えない限り関係は修復されないと思う。

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六曜の記載が差別になるか!詳報

 以前、六曜の記載が差別になるか!という投稿をしたが、差別につながると主張している人権団体は、部落開放同盟県連合会であった。今朝の産経新聞に載っていた。大津市の佐藤助役は「自動車のリコールと同じ重みがあると考えている」と発言している。

次の本を読んで考えてみよう。
・小浜逸郎「『弱者』とは誰か」(PHP新書)

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「韓のくに紀行」がなぜ「日本人の祖を求めて」なのか

  朝日ビジュアルシリーズの週刊 「司馬遼太郎 街道をゆく 6号 3/6号 韓のくに紀行」の表紙を見て思わず中身を確認した。サブタイトルが「日本人の祖を求めて」となっていたからだ。内容を斜め読みしたが、「日本人の祖」といった記述はないようだ。
 で、司馬遼太郎の「街道をゆく 2 韓のくに紀行」(朝日文芸文庫)をあたってみる。よく読んでみないとわからないが、任那日本府があったことや、白村江の戦の後に百済人が亡命してきた事をさして、日本人のルーツと捉えているのかもしれない。しかし、それらは日本人の一部であって全体ではない。韓国では日本人の祖先は朝鮮人だという説が有力だという話を読んだことがある。それと同じではないか。司馬遼太郎の一連の歴史小説を指して「司馬史観」と言う人がいるが、所詮小説である。このような古代に対する歴史観や日露戦争後の日本は悪かったという史観には同意できない。
 「韓のくに紀行」の最後にあの「鬼室集斯」について書かれている。近江朝が亡命を受け入れ、高官として遇したのだから、恩に着せられる筋合いは無いのだが。
 また、あとがきには「日帝36年」という「日本の植民地支配は悪」という前提に立った文章が載っている。「韓のくに紀行」も同じ前提に立っていると見てよいと思う。
 表紙に堂々と書かれた「日本人の祖を求めて」という一言に朝日の主張が明確になっているのだ。

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朝日の1面に「『つくる会』資料配布」

 朝日の26日朝刊の1面トップは「教科書採択の説明会で『つくる会』資料配布 広島県教委」であった。
 記事によると「06年度から4年間使われる中学校の教科書の採択が今夏に行われるのを前に、広島県教育委員会が採択権限を持つ市町教委の担当者らに今後の手続きなどを説明する際、『新しい歴史教科書をつくる会』(つくる会)の情報紙や同会が主導してつくった歴史教科書(扶桑社版)の採択を報じる新聞記事のコピーを添付した資料を配布していたことがわかった。」とあり、これに対して識者2名の批判的な意見だけが載っていた。つまり、新しい歴史教科書に関する情報を配布してはいけないという主張をしている訳だ。
 しかし、一方で朝日は広島での異常ともいえる偏向教育の実態は一切報じない。以前、校長が自殺したのも広島だった。
 また、平成12年から13年にかけて「新しい歴史教科書」の検定・採択が行われたが、検定中は教科書の内容は非公開というルールを無視して、新聞紙上で批判をくり広げたのは朝日だ。検定合格後に韓国から修正を求められたときに「修正に応じる」よう社説で主張したのも朝日だ(当然、文科省は間違いはないと突っぱねたが)。自分たちの考えに反することは、できる限りの手段を使って潰す。これが朝日のやり口だ。今回の1面での大々的な報道もそうだ。
 読んでいて腹立たしいのだが、批判するためには読まざるを得ない。困ったことだ。

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朝日の27日の社説

 朝日の27日の社説のタイトルは「盧政権――大局を見据えてこそ」だ。その中に竹島に関する意見がある。「ともに領有権を主張する竹島(韓国名・独島)が帰属する島根県の県議会で、『竹島の日』制定の条例案が提出された。島を実効支配している韓国側が反発して、自治体が島根県との交流をやめ、政府も条例案を撤回するよう求めている。しかし、もともと両国の主張が違うのだから、自治体の条例ぐらいで大騒ぎすることはあるまい」と、第三者的な立場から述べているように思われる。しかし史実では日本の主張が正当なのだから、対等の立場になることで韓国を利することになっている。朝日は、日韓の主張を比較できるような記事を載せてみればどうか。
 このページによると、東亜日報のページにはこうあるという(既にこの部分が削除されているとの事)。
> 朝日新聞の大宮司聡(30)記者は
> 「市民全体が浮き立った反応を見せてはいない」とし
> 「問題は韓日間の過去の歴史が知らない若手が政界に
> 続々と進出していることだ」と話した。

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February 26, 2005

本を古書店に売ったのだが

 部屋が手狭になってきたので、本を処分することにした。で、BookOffに売りにいった。3~4年前に発行されたコンピュータ関係の本が中心で、定価を合計すれば6万円分近くある。
 せめて2~3千円位で買い取ってもらえないかと思っていたが、結果はたったの500円であった。買取額は定価の1パーセント以下だ。さすが粗利益率(売値から仕入値を引いた額÷売値)が8割超の企業である。コンピュータ関係は内容が古くなるのが早いとはいえ、ちょっとひどいのではないか。ゴミに出したりちり紙交換に出すよりはマシという程度だ。今度からは少しずつネットで売るか、機会が合えばフリマで売ることにする。
 それにしても、BOOKOFFをはじめた人はすごい。それまで古本屋は、本を仕入れるとき、本の価値によって仕入値を決めていたのだが、BOOKOFFでは本の種類と本が綺麗かどうかしかないようだ。だから専門的な知識なしで誰でも買取ができるようになったのだ。聞くところによると「ピアノ売ってちょうだい」の店も同じ人が創業したそうだ。ピアノの買取基準も綺麗かどうかなのだそうで、古い一流ピアノを持っている人は要注意である。

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ジョークとトリック

 織田正吉「ジョークとトリック」(講談社現代新書)を読んだ。「ジョークが、笑いによって固定観念のワクを心地よくこわし、知性を刺戟するアイデアに満ちた、古今東西の知恵の結晶だ」と表紙にある。
 「ゴムまりの中に入っているのは空気。では、浮き輪の中に入っているのは何?」とか「200円を持って80円のノートを買った。おつりはいくら?」という話には笑ってしまった。
 子供の頃からなぞなぞやダジャレが好きだったので、今もこのような本が好きだ。子供にダジャレを言うと「オヤジギャグ」といわれてしまう。本当に「親父」なんだから仕方が無い。

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頑張れ黒田勝弘氏

 再び挑戦日報の記事だが、「悲しき日本人」の著者である「田(麗玉)報道官は来月4日午後10時50分に初放送される韓国のEBS(教育放送)の番組『討論カフェ』に出演し、『殴り殺される覚悟で書いた100年ぶりの親日宣言』の著者である趙英男氏、産経新聞ソウル支局長の黒田勝弘氏と舌戦を繰り広げる予定だ」とある。
 討論内容を産経新聞は詳しく報道してくれるだろうか。楽しみである。また『殴り殺される覚悟で書いた100年ぶりの親日宣言』の日本語訳が出たら読んでみたい気もするが、この記事を見ていたらどうも親日的とはいえそうもない。まだ韓国は日本を負かすことが出来ないから、今は黙っておこうという感じだ。

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日本帝国興亡史

 朝鮮日報のページに、「日本帝国興亡史 」という本が紹介されていた。韓国で話題の1冊らしい。
 「日本は1905年に日露戦争勝利を契機に東アジアの大国に浮上した。韓国併合、シベリア出兵、満州事変、中日戦争など、その後の日本はブレーキのきかない暴走機関車のよう駆け抜けた。真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、沖縄戦などで『神風』になった日本軍兵士たちの憂国忠誠は悲壮さを超え狂気を覚える」とある。その当時は、韓国人も「日本人」だったではないか。
 「降伏を決めるため開かれた天皇の御前会議に大韓帝国の皇太子だった英親王李垠も皇室の一員として参席していたことや、(略)興味深いエピソードも紹介している」という。欧米人は植民地人を人間として見なかったが、このエピソードを見ると、日本は欧米とは違って、朝鮮を日本と同化しようとしていたことがわかる。どこが「日帝支配」か。本当に軍事力で支配するつもりなら大韓帝国の皇太子など一番に殺してしまうだろう。台湾の場合、李登輝総統以後の時代からは、日本が台湾を「統治」したと言うようになった。なぜこうも違うのか。胸に手を当てて考えてみればどうか。

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February 25, 2005

虚妄の成果主義

 1990年代から日本企業に導入されてきた成果主義の考え方は、100年前のテーラが唱えた科学的管理法にある。ではなぜ、最近まで科学的管理法が日本企業に導入されなかったのか。それは役に立たなかったからだ。
 人は金銭だけで動くものではない。やりがいがあれば自ら苦労を買って出る。ところがそこに給料などの評価が入れば、やる気を失ってしまう。低い評価なら当然だが、高い評価を得たらそれ以上働かなくても、そこそこでやめてしまうのだ。また成果主義なら短期的な利益にとらわれ、長期間利益にならない投資(人材育成)などを行わなくなってしまう。正社員に教育をせず、下請けに実作業をやらせて利益のみを追求する企業に未来はあると思えない。成果が上下して収入が安定しなければ、安心して働くことなどできない。ある企業では社長が「成果主義を導入するので、これからはローンを組むな」と言った例がある。言語道断だ。
 また仕事の技量が上がれば給料を上げるというのもおかしい。年々仕事の技量や技術が上がるという前提がおかしい。普通なら仕事を始めた当初は、元々何も知らないのだから技術力が一気に上昇するが、数年たって仕事をこなせるようになれば、それ以上はなかなかあがらないものだ。したがって、そこで昇給が頭打ちになってしまう。
 同年代間の給与の差は少しでかまわない。協調して仕事をした方が長期的には成功する。日本型経営の強みはそこにあったのではないか。なぜ不景気になっただけで今までの一切を否定し、経営論を180度転換するのか。バブルの時代でも倒産する会社もあったし、バブル崩壊跡も成長する企業もあり、さまざまである。経営者が従業員に夢を持たせて実現のために全社一丸となって仕事をするべきであって、夢を描けず社員のリストラや給与や残業手当等のカットに走る経営者は、自らが無能であると証明しているようなものだ。会社がダメになっていくので、成果主義の方が結果的に高くつくのだ。
 高橋伸夫「虚妄の成果主義 日本型年功制復活のススメ」(日経BP社)では、「成果主義はみなダメ」なのであり、「それは本当の成果主義ではない」などという言い逃れは通用しないと言う。本書を読めばその意味が十分理解できると思う。それに、科学的管理法、ホーソン実験、マグレガー、ファヨール、サイモンなどの経営学説の要点がわかるオイシイ本だ。

 その他の参考文献:
  ・唐津一「日本的経営は死なず」(PHP)
  ・宮本光晴「日本の雇用をどう守るか 日本型職能jシステムの行方」(PHP新書)

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韓国も靖国に参拝していた

 雑誌「SAPIO 3月9日号」(小学館)に「王毅駐日大使よ、世界のVIPにならい靖国神社に『公式参拝』するべきだ」とい
う記事があり、外国VIPの参拝者リストが載っている。平成14年3月に韓国大使館の駐在武官が靖国神社に参拝していた。参拝していないのは主だった国の中では中国だけだ。
 また同記事で靖国問題は「朝日新聞が1面トップで『中曽根総理大臣は、戦後では初めて《内閣総理大臣》の資格で靖国神社に参拝』(昭和60年8月15日付夕刊)と報じたことに端を発している」とある。更に「『戦後初めて』はウソであり朝日新聞がこの問題を話題にしようと事実をねじ曲げた」のだという。当時は私も朝日に騙されてしまい、中曽根首相は何かとんでもないことをしたように思った記憶がある。自虐史観の洗脳から解けたのは、昭和天皇の崩御がきっかけだった(いずれ書くことにする)。

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盧武鉉大統領、就任2周年の国会演説

 産経新聞のページによると、盧大統領は就任2周年の国会演説で「歴史問題を処理するドイツと日本の異なった態度は、多くの教訓を与えている。両国の異なった態度によって、隣国から受ける信頼が異なる」と発言したという。
 ドイツは良くて日本は悪いと考えているようだが、そもそもドイツと日本は違う。大統領がその程度の認識では困る。というか、歴史を捏造して平気なのだから、この程度の誤りはどうという事はないか。大統領が言った「過去に対して率直でなければならない。そうしてこそ、過去を捨てて未来に向かうことができる」という言葉はそっくりそのまま韓国にかえしてあげよう。
 ドイツはナチスの行なった行為について謝罪していない。今のドイツとは全く別の国が行なったことになっている。それに対して日本は戦前と戦後で占領されたとはいえ、国家は連続して存在している。また、ドイツが行なったユダヤ人虐殺という行為は戦争の遂行とは全く関係のない犯罪である。しかし日本はそのような事は一切行なっていない。例えば朝鮮人を根絶やしにするためにガス室を作って虐殺したか? 日本は朝鮮とは戦争すらしていないのだ。また南京大虐殺は確たる証拠がなく、不確かな証言やニセ写真や状況から判断して大虐殺はなかったと断言できる。

 参考文献:西尾幹二「異なる悲劇 日本とドイツ」(文春文庫)

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戦後60年、「歴史」が主役に

 朝日新聞のコラムのページに「戦後60年、『歴史』が主役に」という論文が載っている。読んでみるとタイトルの通り「中国と韓国からみた歴史」が主役になるということのようだ。よくこれだけ全面的に自虐的な論文を載せるものだと思う。きりが無いが、読んでいて特に気になった点を書く。「」が論文からの引用。()が意見。

 「日本の場合、90年代の経済停滞による『失われた10年』、中国の台頭、北朝鮮のテポドン発射、拉致問題などにより、『被害者』意識をこもらせたナショナリズムが高まっている」。
 (『被害者』意識ではなく、日本は被害者ではないか。特に拉致問題は金正日自身が拉致を認めている。また、被害者を括弧書きにするのは、日本は被害者ではないという事か。以前朝日が社説で、拉致問題を日朝国交正常化の障害と書いたが、いまも同じ意識でいるのではないか。)

 「歴史問題を少しでも克服するため、何をするべきか。日本に絞れば、次のような課題に政策的、実務的に取り組むことだろう」。「戦後50周年の際の総理大臣談話を歴史問題に対する基本認識として再確立する」。「それは「総理大臣談話」ではなく「村山談話」と呼ばれることが多い。まるで村山連立政権時代ゆえの「変則」発言と言わんばかりである」。
 (村山談話は、「わが国は遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」という中国や南北朝鮮の主張通りの日本を悪者と決め付けた謝罪である。他のアジア諸国は大東亜戦争の良い面もちゃんと評価している。自民党が単独で政権を握っていれば、ここまでひどい談話は発表しなかっただろうし、戦後50年の決議も行われなかったと思う。村山談話は社会党が与党に入った村山連立政権時代ゆえの「変則」発言である。このような発言を歴史問題に対する基本認識とするのであれば、日本という国を侮辱しているのと同じではないか。)

 「長期的な国益の観点から歴史問題をとらえる」。「中曽根康弘元首相は85年、戦後40周年に当たって靖国神社を公式参拝、このときも日中は激しく緊張した。中曽根氏は以後、参拝をやめた。同氏は国会答弁で、参拝中止の理由を「国益」に求めている」。
 (よく言えたものだ。このときも朝日のご注進により中国が日本にクレームをつけたのだ。日中が激しく緊張したのは朝日のせいではないか。盗人猛々しいとはこのことだ。)

 「心を大きく、広く、開いて、戦後60年を迎えたいと思う」。
 (開く先は、中国と南北朝鮮なのか。)

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昭和天皇を守ったヴォーリズ

 先日、滋賀県近江八幡市にある厚生年金会館に行った。そこのロビーに、毎日新聞発行の「Oh!Me」という無料の滋賀県生活情報紙があった。2月10日号の中の記事の1つがタイトルの「昭和天皇を守ったヴォーリズ」だ。
 ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、今から100年前にアメリカから来日し、現・八幡商業高等学校の教師に赴任した。その後、建築設計などの事業を興し、八幡商業高等学校や豊郷小学校などの校舎や数多くの建物を設計した。近江八幡市の名誉市民第1号である。
 豊郷小学校を解体しようとした大野豊郷町長は、ヴォーリズの建物などどうでもよく、何らかの事情があって新しい校舎を建てたかっただけであろう。その証拠に、新校舎さえ建てたら、旧校舎の解体にはこだわっていない。このあたりの事情は、京都新聞の豊郷小学校問題のページや、「同和利権の真相3」(宝島社文庫)に詳しい。
 話を戻すが、この記事によると、ヴォーリズが「天皇を象徴とする」アイデアを出し近衛文麿に提案したらしい。これによって天皇が戦争犯罪者として裁かれるのを防ぐことができたという。
 同様の記述が、渡辺一雄「再建社長」(廣済堂文庫)の第2章「W・M・ヴォーリズ」に見られる。本書は「37億円の負債を抱えて倒産した近江兄弟社は残された社員の情熱により『メンターム』で復活、再建をとげる」という事実をベーストした企業小説で、あくまでもフィクションである。だが、この毎日新聞の記事で昭和天皇を守ったのは事実であると考えられる。

 「Oh!Me」をダウンロード

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February 24, 2005

新・国民の油断にある一例

 「新・国民の油断」によると、これが小学校3年生の教材だそうだ。ひどい。しかも女が上(苦笑)。「男女共同参画」といいながら、女性が男性より上位になりたいというのが本音だ。「男女共同参画」運動は、男に愛されなかったり結婚できなかったり、離婚したりした女の「恨み」によるものだ。日本の伝統や文化、社会、家庭を守るため、断固阻止しようではないか。

次の本もぜひ読むべし。人権思想、平等主義、フェミニズム…。日本を解体へと導く怪しげな言説を撃つ!
 渡辺昇一、林道義、八木秀次「国を売る人びと 日本人を不幸にしているのは誰か」(PHP研究所)

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外国人犯罪は中国人が4割超

 タイトルは警察庁の発表による新聞記事によるものだが、新聞により、タイトルのつけ方が異なる。
 ・「外国人犯罪、過去最多…中国人4割超に」
 ・「4年連続で過去最多を更新 外国人の摘発、4割が中国人」
 ・「来日外国人の犯罪件数、過去最多 逮捕・送検2万2千人」
 ・「外国人刑法犯:検挙者は8898人で過去最多 警察庁」
 上から順に、読売、産経、朝日、毎日である。朝日、毎日は「中国人」を見出しに付けていない。外国人犯罪の半数近くが中国人というのは異常ではないか。問題の特徴がつかめないような見出しを付けるのはどうか。今までの報道姿勢から見て、恐らく意図的であると思う。
 記事内容にも差異があって面白い。各紙の記事の特徴は次の通り。
 読売では、「摘発した外国人の国籍別では、中国の9257人(一昨年比2・9%増)が全体の42・4%を占め、韓国2065人(同15・2%増)、フィリピン1638人(同22・9%増)、ブラジル1321人(同7・9%増)と続いた。凶悪犯(殺人、強盗、放火、強姦=ごうかん=)に限っても、中国が45・8%(193人)を占め、2番目に多いブラジル(109人)や、3番目の韓国(19人)などと比較して突出ぶりが目立った」とあり、詳しい。
 産経では、「犯罪の種類別でも強盗の44・6%、侵入盗の76・4%、支払い用カード偽造の81・0%を中国が占めた」とあり、読売に次いで詳しい。
 朝日では、「国籍別の事件件数は中国(36%)が最も多く、トルコ(16%)、ブラジル(15%)、韓国(7%)などが続く」とある。中国の比率が低いのは、人数でなく事件件数で見ているからだろうか。また、国籍に関する記述はこれだけで、あとは「外国人」とひとまとめにして記述している。
 毎日では、「クレジットカードなど支払い用カードの偽造は252件、225人で前年から94件(59%)、98人(77%)も増えた。その8割が中国人だった」とあり、国籍に関する記述はこれだけ。あと地方別の外国人犯罪の増加率の違い(地方に広がっている)や、「殺人、強盗、侵入盗などの重要事件では、不法滞在者の占める割合が高くなっている」という記述がある。


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小6女児を誘拐・乱暴 北大生を逮捕

 産経新聞のページによると、「札幌・中央署は23日、インターネットを通じて知り合った小学6年の女児(12)にわいせつな行為をしたなどとして、わいせつ目的誘拐と強姦(ごうかん)の疑いで、札幌市中央区、北海道大3年の浜野昭義容疑者(22)を逮捕した」とある。
 上記の記事で目に付いたのは、「強姦」とはっきり書いていることだ。毎日は「わいせつ目的誘拐と婦女暴行」、日経は「わいせつ目的誘拐と性的暴行」とある。ところがなんと朝日も「わいせつ目的誘拐と強姦」と書いている。朝日新聞の用語集では「強姦」は使用しないことになっていたと記憶しているが(実物がないので確認できない)、基準が変わったのだろうか。暴行と書くより容疑者の悪さがはっきりする。
 小学生を誘拐し強姦するとは非常に卑劣な犯罪だ。女の子のショックとご両親の怒りや悲しみはいかほどのものか。容疑者には法に照らして最も重い刑を課して欲しい。被害者が泣き寝入りせず訴えたのだから。

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「竹島の日」条例案、韓国が政府と島根県に撤回要求

 朝日新聞のページによると、「日韓両国がともに領有権を主張する竹島(島根県、韓国名・独島)を巡り、島根県議会に23日『竹島の日』を制定する条例案が提出された問題で、韓国外交通商省報道官は同日『日本が真に韓日友好関係の発展を望んでいるのか疑わざるを得ない』などとして『深い遺憾』を表明。日本政府と島根県に対して条例案を即刻撤回するよう求めた」とある。(朝日は日本の新聞なんだから、「韓日」ではなく「日韓」と書けばどうか。細かい話だが。)
 軍事力を用いて竹島を実効支配している韓国と、話し合いで解決しようとしている(甘い)日本と、どちらが「真に日韓友好関係の発展を望んでいるのか」は明らかだ。
 竹島に関して、日本紙の記事にあって韓国紙の記事にないものは、竹島領有を主張する根拠の説明だ。韓国は「我々の領土であることが明白」というが、なぜ明白なのか明らかにできない(日本のサヨクがやるのと同じ手だ)。なぜなら1947年に突然韓国が竹島領有を主張したにすぎないからだ。当時の日本は連合国に占領統治されており、日本国の主権がなく日本が韓国に反論できない状況であった。韓国は「火事場泥棒」を行ったのだ。ソ連や中国と同じく卑劣な国だ。終戦の混乱時に北朝鮮がソ連の後押しで朝鮮半島北部を領有したのと良く似ている。世界では北朝鮮は悪者扱いだが、韓国も根は同じであることがわかる一例だ。

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新・国民の油断

 西尾幹二、八木秀次「新・国民の油断」(PHP研究所)を読んだ。非常におぞましい本だ。この本に書かれている男女共同参画の実態についてだ。男と女は生まれつき差がないと、医学的に証明されている胎児のホルモンによる性差の形成を無視し、男らしさや女らしさを否定する。人類が誕生してからの長期間にわたってつくりあげてきた社会における男の役割や女の役割を認めない。性交中心の性教育を行い、避妊や妊娠中絶を推奨し、結婚を否定する。そして社会の最小構成単位である家族を破壊し、社会を崩壊させようとしているのだ。ソ連がなくなったため共産主義革命を直接すすめることができず、このように一般には見えない形に変えて進めているのだ。
 「ゆとり」教育でろくに授業が出来ないのだから、性教育を丁寧にする時間があるのか。その分を国語や算数にまわせばよい。そうしないのは、何らかの意図があると思われる。学校で性教育など不要だ。学校での行き過ぎた性教育や、中性的な男女の扱いに抗議しようではないか。

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電子音楽イン・ジャパン

 田中雄二「電子音楽イン・ジャパン 1955-1981」(アスペクト)という本は、日本のシセサイザーを中心とする電子音楽の歴史を綴った本だ。当時聴いたシンセのアルバムやエピソードが紹介され、個人的にはかなり気に入っている1冊だ。(今は改訂版が出ているようだ。買いなおすべきか...。実物を見てから決めよう。)
 その中で、ウェンディ・カーロスの話がある。先日購入したアルバム「Wendy Curlos By Request」は1976年にリリースされたが、イギリスのエルガー協会からクレームがきて、イギリスでは発売禁止、日本では発売中止になったあと、翌年に曲を差し替えて発売されたとの事。その問題の曲というのが、一番好きな「Pompous Circumstance」(空威張り堂々)だった。エルガー作曲の「Pomp And Circumstance」(威風堂々)のパロディになっているのがダメだったらしい。当時カーロスのアルバムの解説を書いていた和田則彦という人が「レコードくれってソニーに言って、その曲をNHKでかけましたよ」と言っている。自分が録音したのはその時の放送だったのか。しかも発売禁止の曲を。
 そういえば、冨田勲のアルバム「惑星」も、ホルストの遺族からクレームが出て、イギリスでは発売禁止だったとか。「惑星」を作曲したホルストが遺言で、編曲を認めないと言ったからだそうだ。そのせいか、なかなかCD化しなかったような気がする。富田のアルバムで当時一番好きだったのが、この「惑星」だった。懐かしいなー。(完全に趣味の世界に入ってしまった。)

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February 23, 2005

2月22日は竹島の日

 東亜日報のページに「島根県議会、きょう『竹島の日』条例案上程へ」という記事があった。「日本の島根県議会は、2月22日を『竹島(独島の日本式名)の日』と決める条例案制定を強行する方針を決め、23日の議会で上程することにした」とある。また「日本政府は、島根県の動きに対して『地方議会レベルのことだけに中央政府が介入しにくい』として見逃しており、韓日の外交関係に悪影響を及ぼしそうだ」という。日本政府はもっと積極的に関与し、堂々と竹島は日本領であることを主張すべきだ。歴史上も国際法上も何ら問題ない。逆に韓国側が不法に占領している状態だ。だから日本は国際司法裁判所での裁判を望んでいるのだが、韓国は拒否しているとのこと。どちらが悪いかはその態度をみただけでも一目瞭然だ。
 記事の最後に「島根県の一帯で発行される日刊紙の中国新聞は22日、1953年2月『李承晩(イ・スンマン)ライン』を越えて操業した日本人1人が韓国側の銃撃に射殺されたことと、これに憤激した日本警察官など30人が6月独島に上陸して、韓国人漁師6人を追い出した事実を報じながら雰囲気を盛り上げた」とあるが、記者はどの面を下げてこのような記事を書いているのだろう。ここに書かれた事は韓国の不法行為である。李承晩ラインの根拠は何もない。韓国の李承晩が一方的に宣言しただけだ。竹島も同じだ。日本が普通の状態なら戦争になってもおかしくないと思うが。

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大東亜戦争肯定論

 林房雄「大東亜戦争肯定論」(夏目書房)。実はまだ読んでいない。4000円近くする本なのでなかなか買えないでいる。復刻本なので、以前出ていた安価な古書を探しているのだが、見つからない。
 で、Amazonのページの書評(カスタマーレビュー)に、次のような記述があった。

 「この本が正当評価される時代がやってた」と現実を知らないお方はおっしゃております。
 されど日本はそのような無責任な態度をとって良いのでしょうか?
 現実を見てください。
 韓国で日本語が話せる高齢者は何を物語っているのでしょうか?
 これこそ大日本帝国の圧政の証拠の一つではないでしょうか。 
 こんな駄作を読むよりも岩波新書の『昭和史』で思索にふけることを薦めます。

 本の内容に関係ない記述で書評になっていない。本気なのかネタなのか不明だが、「韓国で日本語が話せる高齢者」がいるのは、日本が学校を作って教育を普及させたことと、多くの日本人が朝鮮半島に行って近代化を進めたからだ(朝鮮人も日本語を話せた方がメリットがあった)。「圧政」とは違う。まだこの本を読んでいないので内容については何ともいえないが、他の書評で、「戦勝国からみたのではなく、日本人の目から見た大東亜戦争というものを薩英戦争から大東亜百年戦争として順を追って説明しています」とあり、読むに値しそうである。「駄作」というレッテル貼りはいかがなものか。
 で、岩波新書の「昭和史」はどのような内容なのか?本を見つけたら読んで見たいと思う。どうせ岩波なので、内容は想像がつくが。

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神戸に行ってきた

kobe050222 22日に神戸に行ってきた。ポートタワーを見てきた。ただそれだけだが。

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February 22, 2005

逆説の日本史

 井沢元彦「逆説の日本史7 中世王権編」(小学館文庫)を読んだ。1巻からずっと読んでいるのだが、今までにない視点で日本史をみることができる。歴史の専門家ではない方が鋭い着眼ができる好例だと思う。じっくり時間をかけて読みたいシリーズである。
 さて、第7巻の本書の圧巻は足利義満の話である。著者は、「天皇になろうとした将軍」(小学館文庫)でも同じテーマをとりあげているので、こちらもぜひ読んでほしい。

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空いばり堂々

ウェンディ・カーロスのCDを買った。昔はワルター・カーロスという男性だったのだが、女性になった人で、シンセサイザー奏者で作曲家だ。有名なところでは映画「時計仕掛けのオレンジ」の音楽を手がけている。
 初めて聞いたのが中学生のとき。シンセサイザーという理論上あらゆる音がでる電子機械(楽器)に興味を持ち、シンセサイザーの音楽を聴き始めたのだ。気に入ったのは、ワルター・カーロス、ジャン・ミッシェル・ジャール(1998年フランスW杯のテーマ曲を手がけた)、冨田勲(ジャングル大帝やリボンの騎士の音楽を作曲した人)などで、未だに聴いている。
 買ったCDは、「Wendy Carlos by Request」で全12曲入りのベスト盤。手元に、1977年7月21日にNHK-FM放送をエアチェック(死語か?)したカセットテープがあり、カーロスの曲が7曲録音されている。何とこのCDに7曲すべてが入っているのだ(1、2、3、5、7、8、12曲目)。ノイズなしの綺麗な音で聴けるとは、感激だ。特に12曲目の「Pompous Circumstances」(邦題は「空いばり堂々」)は、自分も真似て曲をつくろうとしたほどのお気に入りだ。

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February 21, 2005

自ら国を潰すのか

小室直樹、渡部昇一「自ら国を潰すのか」(徳間書店)を読んだ。1993年発行の本だが、未だにこの本で指摘されている問題が解決されていない。日本がイラクへ派兵した現在、さらに問題が大きくなっていると思われる。以下に一部を要約・抜粋する。

 我々は学校で国連(国際連盟:The United Nnations)を正義の味方のように教わったが、その実は対日軍事同盟である。日本がまだ連合国(Unitd Nations)と戦争を続けている時に、国連は設立された。国連は連合国の戦後的形態である。その証拠に、戦勝国が常任理事国で、枢軸国には敵国条項が存在する。軍事同盟であるから、軍事力の強い国が先導するのは当然。国際平和維持活動は戦争の仲裁だから戦争になってもおかしくないほど危険である。したがって日本国憲法第9条とは相容れない。日本が国連から脱退するか(永世中立国であるスイスは軍事同盟である国連に加盟していない)、憲法を改正するしかない。

 アメリカは、メキシコ、パナマ、ハワイ、フィリピンへと進出したが、その先には有色人種のくせにロシアを破った日本があり、日本はアメリカにとって邪魔者であった。「もしもアメリカが口を出さなければ、今の中国東北部(満州)なんか、もっと幸福に、まるで現在の台湾のように繁栄していたはずなのです。それに、満州族など、今はどこに行ったか分からなくなっていますが、このままだと全部いなくなってしまう可能性がある。その満州族の正統な皇族(注:溥儀の一族)がいて、世襲の国があって、そこで日本が音頭をとれば、すぐにでも繁栄して、いい国になっていたに違いないのです。韓国や台湾など、戦前戦中において、日本がいろいろと苦労をして近代化に努めたおかげで、今の繁栄があるのです」。

 ラストエンペラー溥儀の家庭教師であったイギリス人ジョンストンの著書「紫禁城の黄昏」は、溥儀に関する一級資料で、「日本が溥儀を無理に押し立てて満州に傀儡政権をつくったということではなく、満州皇帝太宗の直系の子孫である溥儀が、満州族古来の地で、天子の資格を再び得られることをお助けした」のだ(「紫禁城の黄昏」は岩波書店の日本語版が入手できるが、上記のような記載は無い。何と日本を良く書いた章を省いているのだ)。

 なぜ大東亜戦争で日本軍では捕虜になることを恥とし、「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪過の汚名を残すこと勿れ」と言う様になったのか。それはシナ人と戦争をしたからである。シナは文明国ではないので、ものすごく残酷な方法で日本人の捕虜を殺した。1937年に河北省通州で、日本人200名余りが殺された。女の陰部に棒を突き刺すなどのひどい殺し方をされたのだ(「南京大虐殺」の「証拠」写真にもあるが、これはシナ人のやり方だ)。シナ人の残酷さが日本に伝わり、1941年1月に陸軍大臣東条英機が「シナ人との戦争においては捕虜にだけはなるな」という趣旨で戦陣訓を通達したのであった。

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中国の軍拡や軍事行動に自制や透明性を求める?

 21日の朝日朝刊の社説のタイトルは「戦略目標――さあ、中国とどうする」だ。ここ数日、茶々を入れやすい内容なので楽しい。
 社説で、「中国の軍備増強に神経をとがらすことでは日米は同じだが、中国は隣国だ。米中が緊張すれば、政治的、経済的にきわめて大きな悪影響を受ける」とある。果たしてそうか。中国は隣国であるが、いまだに社会主義国で、一党独裁国家である。日本はサンフランシスコ条約を締結し、資本主義国側についたのではなかったか。日中平和友好条約は締結したが、日本が中国に対して謝罪やODAという「賠償」をし続けている。
 経済的にもどうか。日本の景気が悪化しないのは、中国への鉄鋼や部品の輸出が増加しているからだという。しかし金融の自由化などできもしない中国経済が発達すればするほど、日本の産業が食われているではないか。中国の工場では排水や煤煙はほとんどたれ流しだ。汚水が日本海を汚染したり、汚染した大気が偏西風に乗って日本へきているのではないだろうか。近年、常緑樹の立ち枯れが目立つが、中国からの大気汚染が関係していないのか?日本にとってよいとはいえない。
 そして、「むしろ、日本が米国の同盟国としてすべきなのは、中国の軍拡や軍事行動に自制や透明性を求め、緊張をいたずらに高めないように働きかけることだろう」というが、一党独裁国家では、自制や透明性の確保など不可能ではないか。大体、軍事に透明性があると思うのか(大笑)。朝日は本気で言っているのか。であれば馬鹿だ。
 また、「小泉首相の靖国参拝問題で首脳の相互訪問さえできない現状は、そうした安全保障の面からも、マイナスと言わざるを得ない」というが、靖国神社は安全保障に対する日本の精神的な支えである。国のために戦って亡くなった人を慰霊しない国家はない。それをなくせば、誰が国のために命がけになるだろうか。朝日の言っていることはまるきり反対だ。小泉首相が靖国参拝を行わないことが、安全保障の面からも、マイナスと言わざるを得ない。

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竹島領有権反対で抗議 ソウルの日本大使館前、警官隊と衝突

 産経新聞のページに「竹島領有権反対で抗議 ソウルの日本大使館前、警官隊と衝突」というタイトルの記事があった。
 「独島の領有権を略奪しようとする妄動だ」と主張。日の丸を焼き、「独島侵奪号」と書かれた乗用車に火を付けるデモンストレーションを行った。
 国旗は国歌の象徴であるから、国旗を焼くということはその国を侮辱することになる。韓国の法律では、国旗を焼くことが禁じられている(らしい)。韓国人がアメリカ国旗を焼いたときには、アメリカからの抗議で謝罪した。日本に対しては謝罪などしたことがない。もっとも日本も抗議していないのだろうが。日本という国を大切にしたいのなら、厳然と抗議すべきだ。
 そもそも、竹島が韓国の領土だと主張している奴等は、いったい何を根拠にしているのか。1905年の島根県の記録に匹敵する根拠があるのか。その頃は韓国という国は存在しなかった。大韓帝国はロシアに侵略されつつあり、自立できそうも無かったではないか。かつ伊藤博文を暗殺したから、仕方なく日本が1910年に朝鮮を併合したのではなかったか。日本には資源に乏しい朝鮮半島に領土的野心などなく、ただ地政学的な理由によるものであった。だから欧米人が植民地に対して行ったような略奪や虐殺、人身売買などを日本は行っていない。ひたすら「外地」を「内地」と同じ水準にあげて、欧米列強の侵略を防ごうとしたのだ。
 にもかかわらず、日本がアメリカに敗れたら、韓国は「戦勝国」といい、所謂「三国人」らが不法行為をはたらいたのは事実である。また李承晩大統領が戦後の混乱に乗じて竹島を不法占拠した。火事場泥棒だ。恥ずかしいとは思わないのか。中国は連合国側について戦勝国扱いになった。朝鮮は戦勝国とは認められていない。そもそも日本と戦争などしていない。それでも日本は賠償金を支払ったのだ。
 日本は韓国に抗議し、国際的に韓国の竹島不法占拠をアピールすべきだ。→頑張れ外務省。

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February 20, 2005

朝日のいう「ガス田開発に関する協議」とは中国に妥協することか?

 20日の朝日の社説のタイトルは「ガス田開発――日中は速やかに協議を」である。中国が一方的に先行して実力行使している以上、今更日本から協議の申し出などお笑いだ。社説では中国が開発するガス田について「日本側は日本側の海底にある資源も吸い取られるのではないか、と懸念を募らせてきた」が、このたび「資源を含む地層が日本の水域にまで広がっている可能性が高いと、経済産業省が発表した」とある。中間報告とはいえ、懸念が現実であったわけだ。「まだ中間報告だ」と言っている場合ではない。
 「もし中国がこのまま生産に向かえば、(略)中川経産相は試掘に踏み切る可能性さえ示唆している」というが、当然日本は試掘し、採掘すべきである。「可能性さえ示唆」と書くと、何やらよくない事のような感じを受ける。日中が採掘で対立すると、「自衛隊や海上保安庁の艦船と中国艦船が向き合う事態」になり、「悪夢と言うしかない」と言うわけだ。だからといって中国の横暴をそのまま見逃すわけにはいかない。日本の国益と威信がかかっているのだ。
 ところが朝日は、「日中双方が再び同じテーブルにつき、ともに利益になる方法は何なのかに知恵を絞る方がよほど賢明だ」と言い、その知恵とは、日本が中国に妥協する事で、最も行ってはいけない事である。
 社説では次のように書いている。「日本側が試掘でガスの埋蔵を確認できても、本土への距離を考えると商業ベースに乗せることは容易ではなかろう。一方、中国が『春暁』などで生産されるガスを使うのは、日本企業が大量に進出している長江デルタ地域だ」。日本がガスを採掘しても利益が少ないと思われるが、中国が採掘したら中国に進出した日本企業がガスを利用できるから、その方が良いという主張だ。明らかに中国を利する主張だ。火種を作っているのは中国なのだから紛争になっても仕方がない。安易に妥協し今後もナメられるよりは、そのための対策を考えるべきである。
 よくもまあ、これだけ国益に反する説を主張し続けられるものだ。なぜ発行部数が減らないのか不思議だ(どうせ減りだしたら変節するのだろうが)。

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ビーン・マニア

 ミスター・ビーンのDVDを3枚続けて見た。イギリスのコメディ番組で、ローワン・アトキンソンが演じる、ビーンという男が次々と騒動を巻き起こすのだ。初めて見たのは1996年頃だったか。仕事を終え深夜に帰宅し一人ぼっちでテレビをつけたら、NHKでビーンを放送していてあまりの面白さにハマってしまったのだ。でビデオを見て、映画「ビーン」(アクション俳優のバート・レイノルズが出演していた)を見て、今回、DVDで見直したわけだ。それから、同じくローワン・アトキンソンの主演映画「ジョニー・イングリッシュ」をDVDで見た。イギリスのスパイがアトキンソン演じるジョニー・イングリッシュ一人しかいなくなってしまい...。007のパロディがいっぱいの面白い映画である。

 「ミスター・ビーン・オフィシャル・ガイドブック ビーン・マニア」(ビクターブックス)
 「ビーン 究極のパニック映画のすべて」(河出書房新社)

 それはそうとNHKは「初恋」という9年前の韓国ドラマを放送するそうだが(貧富の差に悩む男女という、またもや使い古された陳腐な設定らしい)、かなりの大金を出して放映権を獲得したようだ(誰か教えて!)。無駄遣いするのなら、もう受信料払わんぞ。

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February 19, 2005

亡國謝罪病を斬る

 また本を買ってしまった。日本をまもる会「亡國謝罪病を斬る」(展転社)だ。 100ページ強の講演記録である。
 あとがき(平成7年)に次のような記述がある。「度重なる国辱的亡国謝罪に対し、国を憂える国民はもはや我慢も限界に達している。こんなことをいつまでもくり返しアジアのため身命をとした父祖兄弟に際限なく泥を塗るのか。昨日また江藤総務長官が辞任し※、中・韓両首脳がソウルで日本の歴史認識に就いて勝手なことを言い、金韓国大統領に至っては『日本の悪い態度を直す』とまで傲慢無礼なことを述べた。お前達の国が眠っているとき誰がアジアのため白人と戦い血を流したのか、恩知らず!言わせておけば言語道断、寝言もいい加減にせよ!!」 まったく同感である。

 ※1995年10月11日、江藤総務長官が記者懇談会で「植民地時代に日本が韓国に対しよいこともした」というオフレコ発言を日本人記者の一部がこれを韓国マスコ ミに密告して東亜日報が報道したため、韓国が大変な強い反発を示し、日本の民団はこの発言の撤回と謝罪を求め、韓国政府も「発言が事実ならば衝撃と怒りを禁じ得ない、日本政府が適切な措置をとることを期待する」という声明を出した。金大統領は「今度こそ(日本の)態度を改めさせ なければならない」と激怒した。毎日新聞と東京新聞は、東亜日報の記事掲載によってオフレコの前提が崩れたとして江藤発言を掲載し、読売新聞、サンケイ新聞は毎日新聞のオフレコ破りを攻撃した。江藤総務長官は混乱の責任をとって辞任した。

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蔵書の増殖

 蔵書があまりにも増えたので、ついに妻から処分するように言われる。今、6畳の部屋に1700冊ほどある。だんだん本棚に収まらなくなり、常に本を床に積んだ状態になって床が見えなくなってきたからだ。阪神大震災規模の地震が起こったら、間違いなく本の下敷きになって死ぬだろう。
 とりあえず70冊を古書店で売って処分したが焼け石に水。あと500冊ほど処分しないと妻の怒りは解けないだろう。嗚呼。

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小学2年生に性教育!早すぎ!

 昨日、学校で授業参観があった。小学2年生は生活科(理科と社会をあわせた科目)の参観だ。内容は何と「性教育」だった。
 先生の説明はこうだ。「おとうさんのオチンチンには精子があり、おかあさんのお腹には卵子があります。精子と卵子が『合体』したら、赤ちゃんができます」。
 ウチの子供は家に帰ったらすぐに「精子と卵子はどのようにして合体するの?」と聞いてきた。先生にも聞いたようだが掃除の時間だったので「掃除をしなさい」と言われて答えてもらえなかったそうだ。
 学校ではまだ植物のオシベもメシベも習っていないのだが。学習指導要領を逸脱しているのではないか。調べて見ると、「動物を飼ったり植物を育てたりして,それらの育つ場所,変化や成長の様子に関心をもち,また,それらは生命をもっていることや成長していることに気付き,生き物への親しみをもち,大切にすることができるようにする」とあるが、生殖に関する記述はない。やはり行き過ぎている。
 早期に性教育を行う意図は何か?それは、子供に性への興味を付け、貞操観念を弱め、フリーセックス社会を実現させ、社会の秩序を破壊することである。小学校高学年や中学校で、エイズや避妊について教え、従軍慰安婦を教える。身体が成長したら、避妊さえしたらセックスしてもよいかのようだ。それが女性の自立につながるという馬鹿もいる。
 本来の性教育は精神的な成長にも合わせて行うべきではないのか。でなければ肉体的な興味だけになってしまう。恐らく現場の教師は何も考えずに日教組の指導や周囲の風潮などにより授業をしているだけだろう。
 本件は学校に抗議する。

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February 18, 2005

朝日新聞がNHKの公開質問状に回答?できてないじゃん!

 毎日新聞のページによると、「朝日新聞がNHKの公開質問状に回答」との記事があり、回答内容に期待したのだが、記事の中でNHKが「『回答書』は、NHKの18項目にわたる公開質問状に具体的に答えておらず、真相の究明にはほど遠いもので、きわめて残念」と言っている。
 読売新聞のページでは「朝日、新事実は示さず…NHK質問状へ回答」とある。やはり回答とはいえないものなのだろう。記事の中で、朝日はNHKに対し「名誉回復措置を取るよう求める再申し入れ書も送付した」という。再申し入れ書には「誠意ある回答がない場合には法的措置を取らざるを得ないことになる、という当社の基本姿勢に変わりはありません」と書かれていて、言論機関としての姿勢が全く見られない。堂々と言論を交わすべきであろう。それができないのは、朝日側にやましいことがあるからだと推測する。
 全国的な問題をひきおこしたのは朝日だから、朝日は真摯に公開質問状に答えて国民を納得させる義務がある。このまま知らん顔を決め込むのであれば、影響力の大きいマスコミとしての「資質に欠ける」のではないかと思う。

学校にこそ「ゆとり」を?

 2月17日の朝日社説のタイトルは「中教審――学校にこそ『ゆとり』を」である。
 なぜ学校に「ゆとり」が必要なのか疑問だ。少人数学級や1クラスに2人の担任が付いたり、土曜日が休みになったり、学習内容も簡単になり、今や教師が大いに楽をできるようになっていると、認識している。
 社説を読んでいくと、「文科省が学校と教師をしばりつけてきた」、「授業時間も教える内容も、学習指導要領で細かく決められている。文科省や教育委員会から頻繁に指導があり、報告も求められる」とある。なるほど、お上からの指導が悪いから、教育現場に「ゆとり」がないといいたいのか
 社説では、「詰め込み教育への反省に基づき、教える内容を絞って、どの子にも基礎学力をつけさせる。知識だけを重んじることを改めて、考える力や自発的に学ぶ態度を身につけさせる。個性を重視する」という事が、ゆとり教育の理念だと言う。そして、ゆとり教育の理念は正しくても、その実践は失敗だったといわざるをえない」というが、その責任は現場には無く、お上のせいにしており、「文科省も中教審も、その事実を認めることから始めなければならない」と言うのだ。ゆとり教育のいう、考える力や自発的に学ぶ態度を身につけさせたり、個性を重視する教育が出来るほどの教師など、いなかったのではないのか。そもそも理念そのものが間違っているのではないか。読み書き計算の基礎は、何度も繰り返して徹底的にたたきこまなければならない。基礎学力なしで、あれこれ考えたり自発的に学んでも、ろくな結果にならない。例えば、読み書きがろくに出来ない子供が作文を書いても、まともな文章などかけまい。また、学校に行けなかった人が何十年も一人で考えて「すごい数学上の発見をした」と学者に話をしたら、それは中学校で習う連立方程式の解き方であった、という話を何かで読んだことがある(実話か?)。
 朝日は、学力低下という事実を前にしてもゆとり教育そのものの誤りを認めず、「見直すべきは、上意下達で学校を振り回してきた教育行政の仕組みそのものである」と言い切って、ごまかしている。そして「教師が子どもたち一人ひとりに目を配り、教え方や内容を工夫する。そうした『ゆとり』を今こそ学校に与えねばならない」と、文科省が悪いからゆとり教育が失敗したかのように、原因をすりかえて主張しているのだ。
 学校に「ゆとり」がないからゆとり教育が失敗した、とは理屈も何もあったものではない。すりかえるにせよ、もう少し論理的につじつまが合うような書き方はできないのか。読者はこのような社説を読んで変に思わないのだろうか。社説が理解できない程度の読者が多いのか、それとも社説を読まない程度の読者が多いのか。。。疑問だ。

February 17, 2005

金正日総書記の機嫌をとる韓国大統領

 産経新聞のページに次のような記事があった。


 韓国の盧武鉉大統領が、ブッシュ米大統領に「金正日は“悪い男(バッド・ガイ)”」と言ったという米紙ニューヨーク・タイムズの報道に、韓国大統領官邸が「そんなことは言ってない」と直ちに反論するなど、その敏感な反応ぶりが話題になっている。
 北朝鮮の「核保有宣言」にも批判声明など直ちにはさしたる反応を見せなかった韓国大統領官邸だが「金正日総書記の機嫌を損ないたくない」との配慮がありありだ。(02/17 09:22)

 「同胞」である北朝鮮が、核兵器問題をはじめ世界中に迷惑をかけているのに、無責任にも北朝鮮の機嫌取りに終始する韓国。北朝鮮の同化政策が功を奏したのか。まあ北も南も経済体制が違うだけで、根っこは同じということだ。このことは、次の本を読めば理解できると思う。

 黒田勝弘「韓国人の歴史観」(文春新書)
 呉善花「韓国人から見た北朝鮮―独裁国家のルーツ」(PHP新書)

インチキとごまかしの産物 - 人権

 長谷川三千子「民主主義とは何なのか」(文春新書)の第4章のタイトルが「インチキとごまかしの産物 - 人権」だ。以下に要約してみる(当然ながら文章の不備は要約者の責任である)。

(↓ここから)
 アメリカ独立宣言やフランスの人権宣言(社会の時間に習った事があろう)では、人権は神によって与えられた自明のものとされる。しかし本当に自明のものなのか。元々権利とは訴えるべき相手を必要とする相対的な概念である。契約が履行されないため要求をする、というのが権利だ。権利は使い方によっては相手を攻撃する武器になってしまう。

 独立宣言や人権宣言では、人権は神によって与えられたものであるにもかかわらず、神の命令を守る(「法」に従う)という義務はない。このため、非キリスト教社会でも通用するかのように誤解されてしまった。日本国憲法97条にも「~基本的人権は~侵すことのない永久の権利として信託されたものである」とある。日本国憲法には政教分離規定があり自己矛盾である。

 17世紀の思想家ホッブスは著書「リヴァイアサン」(これも社会の時間に習った)で、人類の「自然状態」は「各人の各人に対する戦争状態」であると説く。自然状態で人々は自分の生命を維持するために自分の力をどう使ってもよいという自然権を有している。自然権には他人を殺す権利も含まれる。これでは自己保存ではなく相互破壊に陥ってしまう。したがって各人が自然権を放棄しないといけなくなる。そのための決まりが「自然法」、すなわち、理性によって発見された一般法則である。自然法に従い自らの力と権利を主権者(国家)にゆずり渡し、そのかわりに安全と福利を確保してもらう。「人権宣言」も「独立宣言」も権利ばかりを主張し、ホッブスの理論とは正反対になっている。

 「独立宣言」はホッブス理論を歪曲したジョン・ロックの理論の受け売りである。ロックの「市民政府論」(これも社会の時間に習った)では、「自然状態」の意味がホッブスとは異なる。ロックは自然状態を「完全に自由な状態であって、自然法の範囲内で自分の行動を規律する」と定義するが、これはすでに「自然状態」を脱している。またロックは自然状態を平等の状態ともいう。人間はすべて神が創ったからだ。しかし神の命令による労働で得たものは神ではなく自分のものである。人々には所有権があり、それを侵す悪い奴は我々市民にはおらず、外部にいる(たとえば国王や国家など)とする。そしてロックは泥棒を絶対専制君主に置き換え、自由権は「絶対的恣意的権力」から自己の生命を守るものとして肯定される。

 1980年代の終り頃から「人権」は共産主義者お気に入りのキーワードになった。「人権」の侵害を告発し、国を相手取って訴訟をするたびに-そして、それが大々的に報道されるたびに-そこには繰り返し「絶対的悪玉としての政府・国家」という幻がくっきりとうかび上がる

 近年、新しい権利が次々に生まれてきた。豊かで健康的な生活を営む「生存権」。これは「環境権」とぶつかってしまう。「知る権利」は「プライバシーの権利」とぶつかる。本来は我々が解決すべき、エネルギー問題や環境問題を、単なる闘争に変えてしまう。「権利」の概念が思考停止を招いているのだ。
(↑ここまで)

 本当は第1~3章も要約したかったが、後日にしたい。学校の社会科の授業では民主主義も人権も当然よいものとして教わってきた。しかし、実際には「民主主義」がいかに「いかがわしい」ものであるか。2度の大戦の大義名分のために使われたが故に、現在も良いもののように思われているだけだ。ぜひこの本を多くの人に読んでもらいたい。

February 16, 2005

踊る中国人

 原口純子「踊る中国人」(講談社文庫)を読む。イマドキの中国人の衣食住の様子がわかり面白い。漫画・イラスト入りで気楽に読める。子供好きな人が多いことなど、好感を持つ面もある。が、自分は中国で生活したくないと思う。ギャップが大きすぎる。

ベーカー駐日大使離日

 朝日新聞のページによると、「米国のベーカー駐日大使は16日、離任を前に朝日新聞などと記者会見した。北朝鮮に対する制裁について『日本が決めれば、米国は支持すると確信する』としながらも、『制裁は多国間で実施しなければ、めったに効果が上がるものではない』とも指摘し、日本単独で踏み切ることには慎重な検討を促した」との事だ。
 読売新聞のページでは、「米国のハワード・ベーカー駐日大使は16日、退任を前に一部日本人記者と会見し、日本による北朝鮮への経済制裁について、『日本の決定を米国は支持するだろう』と述べたものの、『制裁は多国間で行わなければほとんど効果がないと思う』と指摘し、単独先行の制裁発動は避け、中国やロシアなど関係国との調整を行う必要性を強調した」とある。
 微妙に意味が違ってきている。細かい点だが面白いのは、誰と記者会見したかの記述だ。
 あと、読売新聞にだけ書かれていて、朝日には一切ないのは、次の記述だ。今までのやり方から推測すると、意図的に外したのではと思う。
 「2001年から3年半以上に及ぶ在任中の日米関係について、大使は『かつてないほど良好』と発言。その理由として、ブッシュ大統領と小泉首相の密接な個人的関係だけでなく、日米両国がアジアの平和と安定に共通の立場で取り組んでいることを挙げた。また、経済発展を続ける中国への対処を、日米両国が今後直面する最重要課題と位置づけた」。

February 15, 2005

六曜の記載が差別になるか!

 今朝の産経新聞の産経抄に取り上げられていたので知ったのだが、カレンダーに「大安」など六曜が記載されていると差別につながるという話があり、大津市ではせっかくつくった職員手帳を廃棄するという。山陰中央新聞 FLASH24のページによると次の通りである(引用)。

「六曜記載、人権配慮欠く 大津市が手帳全面回収」

 大津市職員互助会が昨年末に発行した2005年版職員手帳に「大安」や「仏滅」などの「六曜」が記載されていたことを、人権団体が「不適切だ」と指摘、発行済みの約3800冊を近く全面回収することが11日、分かった。
 同市人事課によると、「日柄の良しあしと関連付けられる六曜は非科学的な迷信」などとの理由で、人権問題に配慮して1990年版から六曜の記載をやめていた。
 昨年初当選した目片信市長が「国会議員の手帳には六曜があり便利。職員手帳にも記載してはどうか」と提案。復活したが、自治体によっては「結婚式は大安吉日に」といった迷信や因習で生活を縛ることは差別など人権侵害につながるとし、人権教育で啓発しているケースがあるという。
 手帳は約200万円の費用をかけて作成。職員は無償で市民も1冊510円で購入できる。

 迷信を信じたらなぜ差別につながるのか、その関係がまったくわからない。行き過ぎた差別問題意識ではないのか。迷信であろうがなんであろうが、六曜は江戸時代の頃から日本に定着してきた、日本文化の一部である。この次は祝祭日の記載ができなくなるのではないか。特に建国記念日とか。更に、曜日なんかキリスト教という「迷信」の産物だし、西暦もそうだ。カレンダーが使えなくなってしまう。
 昔、人権に関する講演を聴いた事がある。はっきりと覚えているのは、講演者が「差別がなくなるのなら、日本文化が破壊されてもかまわない」と言い切った事だ。今回の事件で真っ先に同じだなあ、と思ってしまった。
 一体、何という人権団体の誰がどのような主張をしたのか。また大津市ではどのように検討して結論が出たのか。結論を出した責任者は誰なのか。無駄になった費用は誰が負担するのか(どうせ市民の税金だろうが)。大津市には一般に納得できるよう情報を公開してもらいたい。

 2chでも盛り上がっているようだ。書き方はともかく、自分と同意見の人が一杯いて安心だ。

ミサイル迎撃判断、現場指揮官に 自衛隊法改正案

 朝日新聞に記事が載っていた。「政府は15日午前の閣議で、他国の弾道ミサイルをミサイル防衛(MD)システムで迎撃する際の手続きを簡素化する自衛隊法改正案を決定した。防衛庁長官が首相の承認を得て迎撃命令を発することを原則とするが、突発的な事態に備え、あらかじめ「緊急対処要領」を定め、首相の承認や長官の迎撃命令がなくても、現場指揮官が迎撃を判断できるようにする」。
 ついこの間まで、「専守防衛だから他国のミサイルが日本に着弾してからでないと迎撃できない」という、日本人を見殺しにする意見が大手を振っていたことを考えると、普通の国へ一歩前進したことになる。

中台は「二つの国家」

 日経新聞のページによると、「14日付の台湾紙、自由時報によると、台湾の謝長廷・新行政院長(首相)は13日、同紙のインタビューに対し、中国と台湾は『二つの国家』と述べ、現行の『中華民国憲法』を台湾の実情に合うように改正する必要性を強調した」とある。
 また、礼によって、「李登輝前総統の『二国論』や陳水扁総統の『一辺一国(中台は別々の国)』という考え方を追認した形で、中国を刺激しそうだ。」という中国を思いやるような一言が付け加えられている。
 そして、「中国が台湾と同様の民主化を達成するのに『35年から50年かかるとみられる』と述べた」とあるが、中国の過去の歴史を見ると、まず無理と思われる。民主化を中共の独裁体制の崩壊という意味にとるのであれば、もっと早いかもしれないが。
 それにしても、日経新聞も中国経済ベタ褒めをやめるべきではないか。私は、日本の総合経済紙が実質日経1紙しかないという事実を危惧している。日本経済の舵取りを誤らせるかもしれないからだ。中国べったりもそうだし、消費税の税率UPのときも、税率5%に賛成一辺倒だった。
 個人的に、日経の購読をやめたのは、日経社員は本当に経済がわかっているのか?と感じたからだ。購読料金値上げに際し、説明した理由はこうだ。「販路拡大のため値上げします」。販路を拡大して売上が増加したら、それで費用を賄うのが常識ではないか。経済もわからぬような屁理屈を言う経済紙など読むに値しない。そう思ったのだ。
 

February 14, 2005

朝鮮の詩人・尹東柱の没後60年しのび~

 毎日新聞のページにタイトルのような記事が載っていた。「尹東柱は1917年に中国東北部に生まれた。日本支配下のソウルの延禧専門学校(現・延世大)を卒業後、42年4月に東京の立教大学に留学」とある。文中の「日本支配」という言い方に、違和感を感じた。「日帝支配」という言葉を連想してしまうのだ。
 「支配」は次のような意味(goo辞書による)。韓国が「日帝支配」と言う場合は(2)の意味が強くなる。この場合も同じではないか。日本が言う場合は「統治」の方が適切と思う。

 支配
 (1)ある地域・組織を自分の勢力下に置き、治めること。
 「近隣諸国を―した」「系列会社を―する」「―者」
 (2)あるものの意志・命令・運動などが、他の人間や物事を規定し束縛すること。

February 13, 2005

原子力空母 横須賀に配備方針

 非核三原則など、既に有名無実化していると考えられるし、日本でしか通用しない。日本が自国で有効な防衛力が十分に無い状態で、米軍に依存している「占領国」状態だから、何を言っても仕方なかろう。逆に反対する方がおかしい。反対するのなら、「独立国」として、自前で必要十分な軍事力を確保してからにすべきだ。
 各紙ページの記事の相違が面白いので、比較のため抜粋する。

産経「米軍、原子力空母配備を表明 横須賀のキティホーク後継」
 ファーゴ太平洋軍司令官も昨年3月の議会証言で同様の考えを示唆しており、原子力空母配備は既成事実化している。地元の神奈川県横須賀市が反発を強めるのは必至で、日本政府は対応に苦慮しそうだ。
 米国防総省は2003年に就役した「ロナルド・レーガン」など、現在は原子力空母しか建造していない。
 (原子力空母を配備して当然という調子。)

朝日「原子力空母 横須賀に配備方針表明」
 市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」の新倉裕史さんは、キャンプ座間への米陸軍第1軍団司令部移転問題もからめて「米軍再編で神奈川が目玉になってきた」と語り、「自治体の意向がカギを握る」と指摘した。
 昨春以降、原子力空母の横須賀配備に反対する10万人以上の署名を集めた市民団体「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の呉東正彦弁護士は「事故を起こせば首都圏全体に影響が及ぶ。国は、県、市とともに米側に対して受け入れ反対の意思表示を即座にすべきだ」と訴える。
 (市民団体の反対意見を取り入れている。どんな市民団体か判らないが。)

毎日「在日米軍再編:原子力空母問題 横須賀でも波紋広がる 市長選の争点に浮上 /神奈川」
 沢田秀男横須賀市長は昨年4月、「通常艦にしてほしい」と外務省を通じ米軍側に申し入れた。だが「原子力空母に反対」との言明は避けている。同市基地対策課は「まだ米軍からの回答は来ていない」という。
 6月の市長選に、沢田市長は既に「出ない」と表明している。後継とみられる蒲谷亮一副市長は「日米安保のもとで米軍基地の存在は必要」とする沢田路線を継承するとみられる。
 まだ立候補表明者はいないが、反対派は「原子力空母の受け入れは、日本全体の問題」と主要な争点にする構えだ。
 (次の横須賀市長選の争点として捉えている。)

中日「横須賀に反発広がる 配備拒否へ抗議行動強化」
商業用原発に匹敵する出力の原子炉を積んでいるとされる原子力空母の横須賀配備については、地元の市民団体が「原子炉事故が起きれば、首都圏全体に甚大な被害を及ぼす」と反発。抗議集会や配備に反対する署名活動などを展開してきた。
 「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」共同代表の呉東正彦弁護士は「米軍はこれまでも原子力空母の配備をほのめかしてきたが、積極的に発言したのは初めて。今こそ、米側にはっきりノーと言わなくてはいけない」と強調。三月に十万人の反対署名を県知事と同市に提出し、日米両政府に配備反対の働きかけを求める方針だ。
 沢田市長は「新たに通常型を新造する。『ケネディ』を回すなどいかなる措置を講じてでも通常型を配備すべきだ」と、強い姿勢を示しており、日本政府の対応が注目される。
 (タイトルを見てもわかるが、上記4紙の中で最も反対調が強い。さすが小朝日。)

 よくわからないのが、毎日と中日での沢田市長の態度の記述だ。毎日では米軍に申し入れを行ったが、「『原子力空母に反対』との言明は避けている」とあり、強い調子とは思えない。それに対して中日では、「『いかなる措置を講じてでも通常型を配備すべきだ』と、強い姿勢を示している」と書いている。私が読んだ限りでは、中日記者の原子力空母反対への思い入れの強さによるものと思われるが、如何か。

朝日の「脱・ゆとり」反対論?

 朝日の2月13日の朝刊に、「脱『ゆとり』どう見る」という記事があった。何人かの識者の意見が載っているのだが、「文科省は風評に一喜一憂するな」(学力低下問題を風評と言っている)、「週6日制に戻したら学力は向上するのか」(それだけではダメらしい)、「前の詰め込み教育に戻ることはない」と、すべて「脱・ゆとり」に反対する説であった。
 普通、反対意見も載せてバランスをとるとおもうのだが、そうではなかった。朝日は「ゆとり教育」を続けるべきだという主張を紙面で行っていると、私はこの記事を読んで判断した。
 国土も狭く、天然資源に乏しい日本で、人的資源の室を下げてどうするのか。小学生なんか基本を徹底的に詰め込むべきである。基本ができるからこそ、応用や新しい発見ができたりするのだ。基本ができていない頃から、発見学習とか自主性とか言っても、出来るわけが無い。それは教師の怠慢の言い訳だ。

模擬日韓交渉?

 朝日新聞の2月13日朝刊の記事によると、岸和田市の岸和田高校で、四月に模擬日韓交渉を行う準備を進めているという。準備会で日本側が「さらなる日本文化の開放を」、韓国側が「韓国に配慮した歴史認識を」という模擬会議を披露したとか。韓国領事が助言役で指導を受けているという。なるほど、韓国側に立った交渉になっているわけだ。「日本文化の開放」など、建前はどうあれ、真似されつくされている感があるし、「韓国に配慮した歴史認識」をして、韓国の捏造した歴史を認めることなどできるわけがない。ヘンなことをする高校である。「役人にない発想を期待する」という文もあったが、素人の発想がプロを上回るのであれば、外務省なんかいらんわな。こんなのがニュースになるの?

古代の日本との関係を韓国の国定歴史教科書ではどう教えているのか

 前の記事に関連するが、白村江の戦い以前、朝鮮半島が百済、高句麗、新羅の3国に分かれているとき、日本との関係を、「国定韓国中学校国史教科書 入門韓国の歴史」(明石書店:日本語版)では次のように書いている。

 文化の伝播と交易

 三国時代には文物の交流と交易が活発になった。三国は大陸から中国文化を受け入れて独自の文化をつくりあげ、発達した三国文化を日本へ伝えて日本の古代文化の発達に大きな影響を与えた。百済は日本と政治的に緊密な関係を維持したので、三国中、日本文化に一番大きな影響を与えた。近肖古王のとき、阿直岐と王仁は日本へわたり、漢文・論語・千字文を伝えてあげ、武寧王の時には段陽爾と高安茂などが、漢学と儒教を教えてあげ、日本に政治思想と忠孝思想を普及させてあげた。つづいて、聖王の時には仏教を伝えてあげ、そのほか天文・地理・暦法などの科学技術も伝えてあげた
 高句麗もたくさんの文化を日本に伝えてあげた高句麗の僧侶慧慈(えじ)は聖徳太子の師であり、曇徴(どんちょう)は紙、墨、硯をつくる技術を教えてあげ、法隆寺の金堂壁画も彼の作品として知られている。高松古墳の壁画は、高句麗の影響を受けたものである
 新羅は船をつじゅる技術、ならびに堤防を築く技術を、伽耶は土器をつくる技術を日本に伝えてあげた
 このように三国は発達した文化を日本に伝えてあげ、日本の古代の飛鳥文化を生み出すうえで大きく貢献した。

 以上のように、「~してあげた」という記述のオンパレードである。古代ですら、このような一方的な記述がまかり通っている。それが韓国の「国定教科書だ。明治以後の朝鮮の歴史は教科書全体の3割以上を占めているが、突っ込みをいれたいところが山のようにある。いずれまとめたいと思うのだが(すでに誰かやっている人がいれば、教えてほしい)。
 同じような調子で書くと、日清戦争に勝利した日本は、清に朝鮮の支配をやめさせ、朝鮮の独立する機会を与えてあげた。日露戦争に勝利した日本は、朝鮮に対するロシアの侵略から救ってあげた。韓国併合後、日本は朝鮮半島を統治し、両班などの旧制度を廃してあげた。道路や鉄道、港湾などのインフラを整備してあげた。そして資本主義社会の基礎をつくってあげた。学校を作り教育を普及してあげた。にもかかわらず、日本が敗戦したら180度背を向け、竹島の占有を宣言して侵略したり、李承晩ラインを一方的に宣言して日本漁船を拿捕したりして、日本に対する不法行為を行い、竹島はいまだに韓国に実効支配され続けている。更に日本から「賠償金」を受け取った上に、いまだに日本に対して「謝罪」を要求し続けている。こんな感じか。

朝日ビジュアルシリーズ「街道をゆく」を読みかけたが

 朝日新聞が朝日ビジュアルシリーズとして「街道をゆく」を出しているが、2号「湖西のみち近江散歩」で、「渡来人の都、大津」という記事がある。「渡来」ではなく、天智天皇の大津京遷都にしたがって、多くの百済系朝鮮人が「帰化」したのではないか。日本国(当時は倭とか大和)の存在を無視した言い方だ。この記事を見て、買うのをやめた。司馬遼太郎の小説は人気があるが、朝日に連載したのは街道~シリーズ位だからなあ。坂の上の雲を連載した産経に完敗している。
 「まるごと淡海」(サンライズ出版」に近江(滋賀県)について判りやすい説明がある。
 「斉明7年(661)、鬼室福信が献上した唐人106人が近江国墾田(栗太郡治田郷か)に移住。この後、近江への渡来人の移住がしばしば行われる」。「天智4年(665)には400人が神崎郡へ、同6年には鬼室集斯が700人を同行してやってきた。時あたかも中大兄皇子が飛鳥から大津へ都を移そうと考えていた矢先、優れた文化や文明を新しい国づくりに活用したい意向が大きく、渡来人の登用を積極的に考えていた。かくして戦いに負けた百済の人々は近江に助けられ、さらに、国づくりを推進しようとする近江では、彼らの知識と技術を借りようとする、お互いの利害が一致してメデタシメデタシでした」。(以上、第3章より抜粋)
 残念ながら、金達寿が言い始めた「渡来」という言葉はかなり定着してしまっているようだ。だがこの本では「中国の(朝鮮のではない)知識や技術を教えた」部分だけを強調するのではなく、「近江朝が百済人を助けた」という視点も区述している。
 なお、鬼室集斯が祭神である鬼室神社(滋賀県日野町小野にある)は、鬼室集斯の墓碑が石祠に祀られているところからきており、神道でいう神社ではないと言うことである。確か「近江・若狭・越前 寺院神社大事典」(平凡社)だったかと思うが、わざわざページを割いて説明していた記憶がある。

February 12, 2005

首相に核廃棄を説得できるか?

 産経新聞のページによると、小泉首相は「核廃棄が北朝鮮にとって一番プラスになると説得していく。まず話し合いの場に出て来るように働き掛ける」と述べ、経済制裁については「どういう効果をもたらすか、各国と連携していかなければならない」と慎重な姿勢を示した、という。首相は2回北朝鮮に行き、だまされて帰ってきた。どうやって説得するというのか。遺骨の捏造をみてもわかるように説得に応ずる相手ではない。具体的にどう対処するのか、首相は国民に説明する義務がある。
 横田滋さんの「自衛のために核をもったとか、六カ国協議に参加しないということであれば、抗議すると同時に期限を切って制裁を通告すべきだ。拉致の問題は二国間の問題なので、日本が制裁を実施すれば、北朝鮮は折れざるを得ないと思う」(産経新聞)という言葉の方が、よほど一国の首相らしく聞こえるのだが、どうか。

「牛丼」そんなに美味しいか?

 吉野家で11日、1日限りのサービスとして牛丼の販売が復活した。準備した牛肉は約150トンで、約8割は確保していた米国産で、残りはオーストラリアとメキシコ産だそうだ。
 これは米国産牛肉の輸入再開へのデモンストレーションだ。考えてみたら、吉野家でなくてもそれなりの金を払えば、国産牛肉を使った牛丼が食べられる。あの安っぽい牛肉を使った丼を、なぜそんなに食べたいと思うのか不思議でならない。
 それにしても、政府の対応も腑に落ちない。国産牛で狂牛病が見つかったときには、大急ぎで流通していた牛肉を買い上げた。国民を守るためとはいえ、不十分な制度のまま実施したため牛肉偽装事件が起こってしまった。
 では米国産牛の場合は、輸入停止にするだけでなぜ在庫を買い上げないのか。どちらも検査をしていないという点では同じくらい危険ではないのか。
 吉野屋は大変だろうが、食の安全を守るためには、安易に輸入を再開すべきではない。

February 11, 2005

12月8日

 2ヶ月前の話で恐縮だが、昨年12月8日の朝日新聞の社説について書く。
 
 12月8日の朝日の社説は2本とも朝日らしさが出ていた。
 1本目のタイトルは「街宣車―わがもの顔は許せぬ」である。「右翼団体の男が街宣車で東京の弁護士事務所に押しかけ、拡声機で誹謗(ひぼう)中傷を流して回った」から書き出し、右翼団体をもっと取り締まれと言う。政治活動や表現の自由があるが「強力な拡声機から怒鳴り声を流しながら、一目でそれと分かる塗装をした車が列をつくって走る。居丈高な街宣活動と、普通の政治活動との違いは、誰が見ても明らかだ」から問題ないという事だ。更に「取り締まりをもっと厳しくすることは、国民の願いでもあるだろう」と朝日が勝手に決め付けている。
 なるほどご説ごもっともであるが、右翼だけを取り締まれというのは片手落ちだ。左翼を取り締まる方がもっと厄介である。というのは、左翼は一見して一般市民と見分けがつかないからだ。一般市民に紛れて市民活動と称して活動する左翼と「一目でそれと分かる」右翼。右翼や左翼の主張は別として、活動姿勢を見ればどちらを潔しとするかは明らかだ。朝日新聞自体が、左翼の活動を「市民運動」と報道する事がある。例えば「新しい歴史教科書」に反対した「市民団体」は、左翼団体であることが公安の調査で明らかになっている。

 2本目は、「12月8日――さて、今日は何の日?」である。
 朝日によると真珠湾攻撃の日は「忘れてはならない記憶」だそうだ。当然である。ところが朝日は「あの戦争が、行き詰まった中国侵略に活路を見いだそうとして始めたものである」と言う。「韓国の人々にとって『3月1日』は対日独立闘争を記念する祝日だ」とか「中国では、日本軍が満州事変をひき起こした「9月18日」を、抗日戦争を振り返る日として誰もが知っている」と言い、東京裁判史観べったりのもの言いである。
 「平和で豊かな日本であり続けるには、これらの国々との信頼関係が欠かせない。そして、それぞれの国が歴史として記憶しているものを互いに分かり合うことなしに、その信頼は深まらない。そこに歴史を知ることの大切さがある」というが、歴史を歪曲し捏造しているのが、中国であり韓国である。朝日もまた自虐史観べったりのまま、自国の歴史すら理解できていない。

February 10, 2005

桂枝雀さん七回忌

 桂枝雀さんが亡くなって、早いものでもう七回忌だそうだ。私が初めて落語を生で見たのは高校生の時。文化祭で桂米朝一門が落語会をした時だ。演目は「七度狐」、「子ほめ」、桂枝雀「つぼ算」、桂米朝「はてなの茶碗」だ。それまでは落語など特に興味なかったのだが、最初の演者(誰かわすれた)が、「落語は頭が悪い人にはわかりまへん。どこが面白いのか意味がわからんからです。さて、今日のお客さんはどうでっしゃろなー」というような話の始め方で、こら笑わんとアホに思われるわ、と寝ずにちゃんと聴いてしまい、落語の面白さがわかったのだ。今でもそれぞれの話のあら筋が言えるほどだ。
 桂枝雀の独演会には2回行った事がある。2回目はひどく疲れていて、最初の桂雀雀の「動物園」までは覚えているのだが、それからうとうととし始め、目が覚めたら枝雀の「時うどん」が終わったところだった。残念でならない。
 テレビでやっていた「枝雀寄席」もよく見た。深夜番組だったが、それを見た翌日には、電車の中で丸覚えした話を友人にしたこともある。「宿替え」、「つる」、「代書屋」などなど。
 枝雀さんは独演会やテレビで「緊張と緩和」とよく言っておられたが、ご本人は緊張の連続だったのだろう。もっと楽にしてもらって、長生きしてほしかった人である。

北朝鮮、核兵器製造を公式表明

 自衛のために核兵器をつくったそうだ。そろそろ日本も本腰を入れて制裁を加えようではないか。話し合いなどしても通じる相手ではなく、時間の引き延ばしにしかならないことは判っていたはずだ。少なくとも経済制裁を即時に行うべきだ。
 拉致された日本人を救うのに、自衛隊を出動させられないのか。日本人の生命と安全を守るのであるから、自衛のためである。

灯台国有化は挑発行為?

産経新聞のページで「尖閣諸島の灯台国有化は『詭弁』 香港紙、社説で批判」(02/10 14:59)とある。
 10日の香港紙、明報の社説で、尖閣諸島への自衛隊派遣などを盛り込んだ防衛庁対処方針や、石原慎太郎東京都知事が提起した沖ノ鳥島周辺での発電所建設計画など最近の日本側の動きを中国外交への「挑発行動」と批判し、さらに「誤り」を重ねればアジア諸国を敵とする危険な道を再び歩みかねないと指摘した(共同)という。
 中国の四方を自国の領土にしたいという欲が丸見えの社説だ。中華人民共和国成立後の歴史を見ると、なるほど周囲の国々に戦争を仕掛けたり侵略したりしている。歴史は真実を語っている。

ついに99巻 あと1?

 栗本薫「グイン・サーガ」(ハヤカワ文庫)シリーズが、ついに99巻目まで到達した。最新巻は「 ルードの恩讐」だ。ギネスブック認定の、一人で書いた世界一長い小説である。簡単に言うとSF三国志か。
 作者がこの小説を書き始めて26年になるらしい。自分が読み始めてもう18年になる。当時既に27巻まで発行されていて、3週間で一気に読破した。とある女の子に面白いよと勧められ、ハマってしまったのだ(その子も今やオバサンか)。
 あと1巻で完結!と思いきや、作者は既に101巻目の原稿を脱稿したらしい。こうなったら幾等でも続けてほしい。でも、どこかで必ず話を完結させてほしい。

尖閣諸島の灯台と朝日のいう危機管理とは

 以前紹介した新書、「読売VS朝日 社説対決50年」に、朝日の尖閣諸島に関する1996年の社説が載っている。一部を抜粋する。カッコ内は私の意見。改めて読み直すと、トンデモない社説だ。朝日は中共の新聞か!

 「池田行彦外相は、灯台を事実上認可しない考えを伝えた。当然の判断だが、それで十分とはいえない」。
 (船舶の航行の安全を確保するために、灯台を認可し海図に載せるべきではないのか。)

 「右翼団体の行動が日中関係を損なうものだという認識を、橋本首相自身が内外に明らかにすべきだろう」。
 (中国の機嫌を損ねぬよう、日本が尖閣諸島の領有を主張してはいけないという事か。これでは領土を放棄したのと同じだ。)

 「近隣諸国との平和を守るためには何をすべきか。とるべき道ははっきりしている。(略)日本が実効支配をしている尖閣諸島、韓国が実効支配する竹島問題とともに、将来の平和的な問題解決に向けて、外交努力を倍加することだ」。
 (「はっきり」していない説だ。外交努力を倍加して、中国の機嫌を取れという事か。また「実効支配」という用語は、法的根拠がないのに占拠している場合に使うのではないか。尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土であるから、日本の「実効支配」というのはおかしい。中国の立場に立った言いかたで不適切だ。)

 「そのためには、歴史認識をめぐる日本側の姿勢で不信感を醸成させないよう、深い思慮と、きめ細かな配慮が必要だ」。
 (「歴史認識」云々は、中国のからの靖国参拝批判から出てきたと思われるが、なぜ日本の内政問題で、中国のご機嫌伺いをしないといけないのか。深い思慮とか配慮とか、日本がまるで中国の属国みたいではないか。)

 「問われるのは、足元の紛争を予防する首相の危機管理能力である」。
 (中国の言いなりになるのが危機管理とは...。)

 最近の政府の動きをみると、日本もやっと敗戦ショックから立ち直り、普通の国になりつつあるのかと思う。朝日は、今回の尖閣諸島の件を社説にするだろうか。具合が悪くなったら知らん振りを決め込むかも知れない(NHKからの公開質問状はどうなった。今冬に李登輝氏が訪日したときも、朝日は以前のように取り上げなかった)。楽しみ楽しみ。

February 09, 2005

国の魚釣島灯台管理は日中関係に全く問題ない

 日経新聞の続報(18:10)。細田官房長官がタイトルのような発言をした。至極当然だ。
 「尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いない。全く問題を感じていない」と日中関係への影響を否定し、「そういうことを報道で提起することが、先方にも楽しみを投げ掛ける面もあるので、しっかりと対応していただきたい」と報道機関にも協力を呼び掛けた。
 毎日と日経の報道は前記の通り。朝日はどう報道するのか楽しみだ。

尖閣諸島の灯台を国が管理

 毎日新聞のページに、「魚釣島:灯台を日本の国有財産へ」との記事が載った(2005年2月9日 13時26分)。「灯台を所有する沖縄県石垣市の漁業関係者が所有権を放棄する意思を示したことから、民法の規定に基づき国庫帰属財産とする」との事。「魚釣島」は中国の呼称。「尖閣諸島魚釣島」が日本名。なぜ中国名を使うのか。
 この記事に、またまた余計な一言が載っている。「尖閣諸島をめぐっては中国、台湾が領有権を主張しており、今回の日本政府の対応に反発するのは必至とみられる」だ。このように書かれたら中国は面子にかけて無視するわけにはいかないので、必ず反発してくるはずだ。毎日新聞は、紛争になるのを望んでいるのか?
 日経新聞のページでも「今回の措置で中国などが反発することも予想される」とある。中国経済を礼賛する新聞だからなあ。
 尖閣諸島は1895年に日本政府が領土として編入した。当時は何も問題になっていない。1969年東シナ海の大陸棚に石油資源の可能性あることが指摘されてから、1971年になって台湾、中国が大陸棚に対する領有権を主張し始めたのだ。 中国・台湾の意図は明らかではないか。

パクリ大国

 「パクリ大国 南朝鮮」という面白いページを見つけた。歌やアニメ、ドラマ、ゲームなどかなりの分野で日本の真似をしている。著作権も何もあったもんじゃない。それでいて反日なんだから、あいた口がふさがらない。
 韓国は2003年9月に、世界知的所有権機関の議長国に選ばれたらしい。選ぶほうも選ぶほうだが、選ばれるほうもかなりの鉄面皮だ。国内の状況を改善するまで辞退するのがマトモと思うが。

February 08, 2005

社会調査のウソ

 谷岡一郎「『社会調査』のウソ」(文春新書)を読んだ。朝日新聞をはじめとするゴミ調査の例がたくさん載っている。著者によると、朝日は「他紙に比べ、自信を持って方法論を開示してくれているので、題材にしやすい」そうだ。自信過剰と言うべきか。以下、朝日の例を要約。

 ・セクハラ被害アンケートで、97%が痴漢的な行為を受けたという結果になったと報道したが、行為の内訳に「いやらしい目つきで見られた」という主観的な項目があった。
 ・模擬投票で海上航空基地建設に反対が9割を超えたと報道したが、調査対象者が偏っていた。
 ・3人姉妹が同じ日に出産した。確率は約5000万分の1(365分の1の3乗)だと報道したが、実際は約13万分の1(365分の1の2乗)だ。誕生日は365通りあるからだ。
 ・閣僚資産平均が高い。朝日は5億2000万、産経は1億4888万。突出した値があるとき、単純平均は不適当だが、そのまま代表値としているからだ。
 ・阪神大震災で、仮設住宅の入居者千人のうち300人に追跡調査をしたら、復興から取り残されると思っている人が7割を超えたと報道した。しかし調査外の700人の多くは仮設住宅を出ていったので、残った300人が取り残されると思っても当然だ。
 ・「君が代」法制化「必要」47% 「不要」45% 「議論尽くせ」66% (小さな文字で)法案への賛成58%。法案への賛成が多数なのは明らかなのに「今国会で成立させる」か「議論を尽くす」かを選ばせる誘導的な設問を設けている。また、この結果を受け、社説で「性急な法制化は避けるべきだ」と主張する。
 ・産経新聞の「斜断機」に次のような「朝日新聞の巧みな印象操作」という記事が載った。4割が法制化に反対という三段抜きの見出しが目についた。副見出しには「日の丸・君が代『侵略』の印象」とある。どこの話かと読んでみたら、北京の日本語専攻学生に対するアンケート結果らしい。なるほど、よう教育が行き届いとるな。さすがは社会主義国やなな、えらいもんや。朝日新聞に、この際是非確かめておきたいことがある。なぜこんなに回答者の数が少ないのか。「北京の研究機関」とはどういう機関なのか。本当に公的な研究機関なのか。この種のアンケート調査を行う場合に必要な基礎学問である統計学について何ほどの知識を有しているところか、教えてもらいたい。
 ・渡辺雄二他「買ってはいけない」と日垣隆「『買ってはいけない』は嘘である」とを読み比べると、渡辺の完敗である。それでもなお平然と居直り、論点を故意にずらしたりスリ替えたりして負けを認めようとしないのは、はっきり言って醜悪である。このような論法は左翼知識人と言われる人々がしばしば用いたレトリックである。
 ・「『12.8知ってる』ゼロ/太平洋戦争開戦の日/ミナミ10代の50人に聞く」という記事では、サンプル数が不十分、アメリカ村にいる若者はミナミの若者の代表ではない(記事にアメリカ村で)、母集団がはっきりしない、回収率が不明。
 ・憲法改正についての朝日の質問票で、「日本が憲法で『戦争放棄』をうたったことは、アジア太平洋地域の平和に役立ってきた、と思いますか。そうは思いませんか」、「それでは、憲法の『戦争放棄』の考え方は、これからの世界の平和に役立つと思いますか。そうは思いませんか」という誘導的な質問に続けて、「日本はいまの憲法で十分な役割を果たせるか」、「憲法改正の必要があるか」という質問をしている。ところが、朝日の意図に反して「いまの憲法で十分な役割を果たせない」が6割、「憲法改正の必要あり」が「ない」を上回った。

保守を忘れた自民政治

 ちょっと前(2002年発行)の本だが、井尻千男「保守を忘れた自民政治」(ワック)を読んだ。
 幾つか共感する点を抜粋・要約する。

・国を毀損するマスコミ
 森氏に対して「首相としての資質に欠ける」と一斉に非難したときからジャーナリズムは明らかに則を越えた。こうなったら国益を毀損することにほかならないからだ。外国人投資家たちが「日本売り」になるのも当然だ。
・郵貯は日本社会の安定要素だ
 250兆円という巨額な郵便貯金が金融市場をゆがめているというが、過日経験したような信用不安に際会してみると、庶民にとって郵貯というものがいかに安定的要素になっていたかということがよくわかる。民営化論の起こった背後にアメリカの影が見え隠れしていた。
・小泉総理の靖国参拝
 最大野党の民主党幹事長・菅直人氏などは「参拝するなら首相を辞めよ」などといっている。サンフランシスコ平和条約11条でわが国は東京裁判とその判決を受諾しているのだからA級戦犯の分祀が相当という。ところが同23条および25条では、その権利を主張しうるのは平和条約の批准国に限られるとされている。中国と韓国は同条約に調印していない。
・ムネオ的発想
 領土や国家主権よりも経済交流のほうが大事だ。今日の日本人なら8割がたが「国際親善を優先させましょう」というだろう。エコノミストに限定したらほぼ10割だろう。
・竹島と尖閣諸島の現状は?
 毎日2002/3/6朝刊に「右翼団体、例年より2ヶ月早く魚釣島上陸計画」という記事あり。「魚釣島」と中国の島名をつかう。昨年5月、福岡市と石垣市の市会議員ら6人が尖閣諸島に上陸しているので「右翼」の察しがつく。
・ダライ・ラマと中国の干渉
 大東亜戦争において、将介石を支援する英米軍がチベット経由の援将ルートを拓こうとしたとき、チベット政府はその要求を拒否して中立を守った。日本はどうか。中国政府の言いなりというほかない。
・太田房江大阪府知事
 神事につながる古来の格闘技の土俵が女人禁制であるというのは伝統文化の型にすぎず政治的イシューにはなりえない。政治家として関与すべきではない。
・憲法議論の原点
 ハーグ条約(ハーグ陸戦法規)は占領地での立法行為を禁じている。国家主権を喪失した状態での強制による立法行為は近代法としての正当性がない。
・教育基本法
 思い切っていってしまえば、教育的情熱にはエゴイズムとナショナルな感情が必須なのだ。家族の行く末とこの国の行く末を案ずるということを離れては成り立たない。それが教育というものの根源的な衝動ではないのか。教育基本法のどこを読んでも歴史の継承ということは書いていない。
・反捕鯨の隠された意味
 生態系の保護は人類の未来にかかわることだが、そのシンボルとして鯨を挙げたことが怪しからん。全面的に捕鯨を禁止しても、アメリカ人は何ひとつ痛痒を感じないですむ。良心的な自然保護運動であるならば、まずは自分たちの生活に密着しているところから禁欲の対象を選ばねばならない。
・「在日」参政権と国籍
 日本と朝鮮半島の不幸な歴史に翻弄された「特別永住者」は約52万人、うち韓国籍が約40万人。日本の国籍を取得して気化するか、韓国籍によって父祖の地に帰るか、時間とともに落ち着くのが人情の自然というものだ。だがそうならなかった。そこに「政治の過剰」を感じる。李承晩政権の過激な反日政策と反共政策、その代理戦争としての民団(在日本大韓民国民団)と総聯(在日本朝鮮人総聯合会)の対立。
・歴史教科書の戦い
 中国外務省朱邦造報道局長が「新しい歴史教科書をつくる会編纂の中学歴史教科書を批判し、検定不合格にせよといわんばかりの圧力をかけてきた。露骨な内政干渉であるばかりか、主権国家に対する礼を欠くことはなはだしい(右翼団体、歴史の改竄、侵略の美化、反動的デタラメ)。この前日の朝日新聞は一面トップで「つくる会」の教科書に対する中国と韓国の「反発必死」という憶測記事を掲載した。状況証拠としては朝日新聞がいわゆる「ご注進ジャーナリズム」をやったのだといわざるをえない。
・地方自治を玩ぶなかれ
 賛否をめぐって住民は当然二派に分かれて対立する。政党はそれを利用し、ジャーナリズムは民主主義の原点といってはやし立てる。ところが時がたてば知らんぷりで、残るは対立のしこりだけ。地方住民が責任を負える範囲の問題ならいいが、ほとんどの場合、その範囲を超えている(エネルギー問題など)。
・教研集会「体罰」論議
 九州各地の中学生から大学生まで50人が参加した分科会で、子供の側から「体罰は必要じゃないか」という声があがった。日教組の教員が言うように、教師と生徒を平等といったら、教育のための体罰ということが成立しない。学級崩壊は必定だ。女子高生の1人が「たたけもしない先生はかわいそう」と痛烈な一言を吐いている。

可愛いいまどきの雛人形

hina 6日に、とある百貨店(死語か?)に行ったら、オモチャ売り場に、キャラクタの雛人形が売っていた。可愛らしかったので思わず写真を撮ってしまった。でもSNOOPYやらミッキーやらの雛人形なんかいらんわな。

終電で乗り越した

 終電で自宅に帰るとき、最寄駅で降りずに、1駅乗り越してしまった。次の駅から戻る電車は既に無い。仕方なく約3kmを歩いて帰った。疲れた。

February 07, 2005

ブラックバス再放流禁止は必要

 読売新聞によると、「滋賀県が、ブラックバス(オオクチバス)などの外来魚を釣った後の再放流(リリース)を禁止した『琵琶湖レジャー利用適正化条例』を巡り、バス釣り愛好家のタレント、清水国明さん(54)ら二人が、県を相手取り、同条例は「魚釣りを自由に楽しむ権利を侵害し、違憲」として、リリース禁止の取り消しを求めた訴訟の判決が七日、大津地裁であり、稲葉重子裁判長は原告の訴えを退けた」。
 真っ当な判決である。原告のいう「リリースを信条とする釣り人を規制するのは、幸福追求権を定めた憲法に反する」とはどういう事か。生態系が破壊され、琵琶湖で漁業を営む事により生計を立てている人が困っているのに、レジャーで琵琶湖に来て「釣り人の幸福追求」など、認められまい。
 琵琶湖の在来魚が減少したのは、原告の言うように「湖岸開発などによる生息環境悪化や、産卵場所が減少したため」もあろう。しかし、判決にあるように「外来種の捕食が在来種の生息数の減少という琵琶湖の生態系の変化に大きな影響を与えていることは明らか」である。どちらも原因である以上、規制せねばなるまい。
 ちなみに、湖岸開発で出来た湖周道路には、休みになると京阪神からの車が一杯来ているのだが。。。

朝日のいう「歴史の再検討」とは?

 朝日の2月7日(月)の社説のタイトルは「日ロ150年―民の後押しで前進を」である。
 社説では、北方領土問題が解決しないのは「国交樹立後の両国の間で続いた不幸な歴史もある」といい、次のように書く。「日露戦争、日本のシベリア出兵、ノモンハンでの軍事衝突、第2次大戦の終了間際に日ソ中立条約を破ってのソ連の対日参戦。とりわけソ連による4島の占拠と大量の日本人捕虜抑留は、日本国民のロシアに対する感情を悪化させた」とある。日露戦争からノモンハン事変まではすべて決着がついている。ソ連の対日参戦や終戦後の4島占拠、日本人捕虜抑留はすべて、ソ連による違法行為だ。「日本人の感情」レベル程度の問題ではない。それをもって「両国の間」の不幸な歴史と言うのか。一体朝日はどこの国の新聞か。
 社説の後半で「『国交150年』『日露戦争100年』『第2次大戦終了60年』。こういった機会をとらえ、双方の民間団体や研究機関を通じて、歴史の再検討や行事の試みも盛んだ」という。「歴史の再検討」とは何か。ソ連の違法行為は厳然たる事実だ。それをどう再検討するというのか。また「ビジネスや市民の交流で日ロが関係を深めていく土台固めにしてこそ、領土問題の解決などにも展望が出るはずである」というが、ロシア政府が2島しか返還しないと言い切っている以上、民間が交流しても何の解決にもならない。民間では国のありかたなど考えられない。経済交流が活発になれば北方領土は返還不要という事にもなり得る。経済交流の妨げにならないよう靖国参拝をやめよ、という中国と同じ図式である。
 同日の産経の社説が対照的で、「日本外交は今こそ結束を固めて『四島返還』への長期戦略構築に着手し、返還要求の歴史的正当性を国内外に辛抱強く訴え続けていくほかない。対露外交の要諦(ようてい)は『あせらず、あわてず、あきらめず』である」という。どちらが日本にとって有益かは自明だ。

February 05, 2005

北方領土 2島返還論を排す

 2月4日(金)の産経新聞で、上坂冬子氏が「NHKと朝日は核心に迫る議論を」というタイトルで「正論」欄を執筆している。その中で面白かったのが、タイトルの内容でなく、上坂氏の専門分野(?)である北方領土の話だ。
 ソ連は「日本の敗戦から3日もたった18日に北方領土に攻めてきた。負けた国に攻め込めば勝つのは当たり前だ。核心はこうして不法占拠した北方領土に今日まで居座っているという一点につきる」。だから、経済交流とか親善とかいって2島返還で決着をつけるというのはおかしいのだ。「正論」では、次のように説明してある。
 「2島の面積は4島合計のわずか7%だ」。「百万円を盗んだ強盗が、60年目に7万円を返すと言った場合、誰が受け取るだろうか」。
 正に正論だ。

 ・下斗米伸夫「北方領土Q&A80」(小学館文庫)

小泉首相が朝日を名指しで批判 「朝日報道はうそ」

 2月4日(金)の産経新聞長官に「朝日報道はうそ 首相、道路公団改革で」という記事があった。朝日が反論するかどうか判らないが、首相が名指しで批判するのは珍しい(初めて?)ので、記録として全文を記す。

 小泉潤一郎首相が3日の衆院予算委員会で、道路公団改革案をめぐり、「朝日新聞は虚偽報道だ。本当のことを書かなくでも仕方ないけど、うそは書かないでくれ」と不快感を示す一幕があった。
 発端は石田勝之氏(民主)の「(1月21日の朝日新聞で)『道路公団改革は失敗だ』と報じられているのは本当か」との質問。首相は、即座に「虚偽報道だ」。さらに「こんな大きな画期的な改革は珍しい。コストも半減するし、高速道路の料金値下げも始まっている」と続けた。
 首相は1日の参院予算委員会でも、「私も言っていないことをあたかも言ったとよく書かれる」と不満を漏らしていたが、首相が報道機関を名指しで批判するのは異例だ。

February 04, 2005

ニセ物菓子だらけの韓国

 朝鮮日報のページに、「韓国製菓メーカーが日本製品を模倣した?」という記事があった。
 たまたま自分もそのテレビを見ていたのだが、1月26日にテレビ東京が「ワールドビジネスサテライト」で放送したものだ。
 記事では「同番組は ▲農心(ノンシム)のセウカン(発売年度1971年)とカルビーのかっぱえびせん(1964) ▲ロッテ製菓のペペロ(1988)とグリコのポッキー(1966) ▲オリオンのチョコソンイ(1984)と明治製菓のきのこの山(1975) ▲ヘテ製菓のカロリーバランス(1995)と大塚製薬のカロリーメイト(1983)、などを代表的なケースとして挙げた」とし、「一部参考にしたのは事実」だが、「もう、ずいぶん前の話だが、今になって再び掘り起こすには、それなりの意図があるのでは」という意見を載せている。また「韓流ブームにピリオドを打とうとする日本の意図」だともいう。
 同番組を見ればわかるのだが、森永製菓の「ハイチュウ」そっくりの菓子が韓国で出回ったので、森永製菓が韓国メーカを訴えたのがそのきっかけであろう。それなりの意図などない。このような意見が出るのも、被害者意識と責任転嫁によるものだろう。
 その番組によると、韓国の菓子メーカが日本製の菓子を調べて真似ることを、韓国では「マーケティング」と言うらしい。
 また韓国では(日本を真似るとは)「国の恥さらし」だという意見もあるようだ。では、韓国で日本製の部品を使っていない工業製品がどれだけあるか? 朝鮮は日本が統治したから近代化できた。また、払わなくてもいい戦後補償や日本の技術協力などで発展してきたのではないか。こんな言い方をしていたら、自分たちが世界に恥をさらしていることになるのがわからないのだろうか。

ついに国内初の変異型ヤコブ病

 中日新聞によると、「国内初の変異型ヤコブ病 男性患者が死亡」との事。
 「この患者は五十代の男性で、牛のBSEが猛威を振るっていた一九九〇年前後の英国に一カ月程度の渡航歴があったという」。
 変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病は、BSEにかかった牛の脳など特定危険部位や、汚染された肉を食べると感染する。日本では食用牛を全頭検査して危険部位は除去しているため問題ないと考えられるが、米国産牛は検査できておらず、変異型ヤコブ病で何人もが死亡したという噂もある。
 一部では米国産牛の輸入再開を求めているようだが、時期尚早である。また、結果的に国内蓄牛業者を優遇しているという話もあるが、これを機会に食生活を見直し、肉を食べるのを控え、健康に良い日本食に切替えた方がよいと考える。日本人の平均寿命が長いのは医療技術だけが原因ではない。先進諸国の中で日本だけが突出しているからだ。考えられる原因は、食事と風呂(ゆったり湯船につかると疲れが取れる)だ。
 以下に参考文献を挙げる。

 ・リチャード ローズ「死の病原体プリオン」(草思社)
 ・船瀬俊介「早く肉をやめないか? ― 狂牛病と台所革命」(三五館)

センター試験で韓国語、中国語の平均点が異常に高いも得点調整せず

このページに次のような記事があった。驚いた。

 センター試験で韓国語、中国語の平均点が異常に高いも得点調整せず

 <平成17年度/センター試験外国語平均点※中間集計>
        平均点/最高/最低/標準偏差
 英語     116.30/200/0/38.08
 ドイツ語   132.22/200/29/46.58
 フランス語  131.66/200/38/42.09
 中国語    172.06/200/37/38.17
 韓国語    158.60/197/40/25.70
 http://www.dnc.ac.jp/center_exam/17exam/17heikin1.html

これでは公平な試験とはいえない。中国語と韓国語を得意とする受験生を優遇している。
責任者でてこい!

貸しTV業界、NHK受信料の支払い凍結・年間約40億円

 日経新聞のページによると、
「病院に入院患者向けのテレビを貸し出しているレンタル業者でつくる業界団体『テレビシステム運営協会』(事務局・名古屋市)は3日、NHKの不祥事を受け、受信料の支払いを当面、凍結すると発表した。凍結総額は年間約40億円に上るという」。
 こんなことじゃあ個人で真面目に支払っているのが馬鹿馬鹿しくなってくる。正直者が馬鹿をみる状態はおかしい。受信料を強制的に徴収する仕組みを抜本的に見直す時期にきているのではないか。

February 03, 2005

オブジェクト指向

 去年の話になるが、矢沢久雄氏のオブジェクト指向入門の講義を聴講する機会があった。氏は「プログラムはなぜ動くのか」の著者である。話は非常に面白く、オヤジギャグを聴かされたりして、オブジェクト指向がわかったような気にさせられた。
 で、もう少し本を読んでみようか、という事で購入したのが近藤博次「よくわかる最新オブジェクト指向の基本と仕組み」(秀和システム)だ。分析、設計からプログラミングまで全体がつかめる良書だ。ところがわかった気になっても、自分で設計やプログラミングが出来ない。
 そこで次に買ったのが、小森裕介「なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか」(技術評論者)という一見腹立たしい書名の本だ。だがよく考えたら自分はJava言語でプログラミングしたことがなかったではないか。次はJavaの本を買って、そしてUML、それからデザインパターン。どれだけ買えばいいのですか?
 というか、最近、プログラミングはおろかシステム設計も自分でしていない。営業みたいにシステムを提案するか、プロジェクト管理をするかどちらかだ。プロジェクト管理って本当に大変なんだけど、「うまくいって当たり前」という感じだから、苦労が報われない。面白くないな。やっぱ自分で手を動かさないとね。by ねぼけSE。
 

February 02, 2005

多数者は護憲?

 昨日の朝、電車で隣に座っていたおじさんが赤旗を読んでいた。一面の見出しを盗み見ると、「『九条の会』賛同者1557人」、「多数者は護憲だ」(うろ覚え)とある。九条の会では多数者は護憲だという事だろう。いかに世論とかけ離れている事か。日本共産党は、世論に耳を傾けずして庶民を守る政党だというのが洒落ているではないか。

立花隆「日本共産党の研究1~3」(講談社文庫)
小林峻一、鈴木隆一「スパイM―謀略の極限を生きた男」(文春文庫)

小学生の大疑問100についての大疑問

 こどもニュースプロジェクト「小学生の大疑問100 NHK週刊こどもニュース」(講談社)という本があるが、立ち読みして驚いた。なんと「従軍慰安婦」について一節を割き、丁寧に説明しているのだ。小学生が対象なのに。
 あと、男が先で女が後の名簿は駄目で、男女混合が正しいという。小学生でも高学年になったら体に違いが出てくるので、男女別々にした方が都合がよいはずだ。子供を対象に偏った内容の本を出すな。
 せっかく子供用に買って帰ろうと思ったのに、これでは読ませることができない。

February 01, 2005

南京事件の証拠写真はニセモノ

 「南京事件『証拠写真』を検証する」(草思社)ですが、今日(1日)すでに、本屋に山積みされてました。もちGET!さあ読むぞー(パラパラと眺めたところ、既にニセモノと判明している写真もありますね。小林よしのり氏が「戦争論」などではっきりと指摘しているやつなど)。

南京大虐殺はなかった

 もしあったのなら、いつ、どこで、誰が、どのようにして虐殺し、死体を誰が、どのようにして処理したのか。客観的な複数の証拠を提示してもらいたい。目撃者の証言だけなら証拠にならない。
 産経新聞のページに「『南京大虐殺』流布写真143枚、証拠として通用せず」という記事があった。「証拠写真として入手しうる百四十三枚のうち、証拠として通用するものは一枚もなかった」との事だ。日中戦争当時、中華民国が日本を悪者に仕立てるため、「虐殺」写真を集めていたことは事実である。いい加減な写真があっても当然だ。
 そして「こうした写真が『大虐殺』の証拠として検証されることなく次々に使用された。典型的な例は、昭和十二年十二月五日発行の『朝日版支那事変画報』の裏表紙に掲載された、代価を払って鶏を買った兵士の写真」が、「朝日新聞記者だった本多勝一氏の著作に『ヤギや鶏などの家畜は、すべて戦利品として略奪された』という説明をつけて掲載された」。
 また朝日かよー。朝日も本多勝一も昔からひどかった。
 で、この調査が2月3日に「南京事件『証拠写真』を検証する」(草思社)として出版されるようだ。初版でGETだ。

沖ノ鳥島に発電所

 石原東京都知事は31日、首相官邸に小泉純一郎首相を訪ね、沖ノ鳥島周辺に海洋温度差発電所を建設したいと語ったとの事。
 石原知事の発言:「あそこで経済活動します。中国に有無を言わせない」
 小泉首相の感想:「いろんなアイデアがあるなと思った」
 小泉首相も他人事みたいに言わないでほしい。首相が考えるべきことではないか。国を守るのは首相の責任だから。こんなことだから、石原慎太郎総理待望論が出るんだよな。本当に新党を立ち上げて国会議員に復帰して首相になってほしいものだ。

これがビートルズだ

 一昨日、たまたま本屋で見つけて購入。中山康樹「これがビートルズだ」(講談社現代新書)。 ビートルズの公式アルバムの全213曲の解説が載っている。
 私がビートルズにのめり込んだのは、高校生の時だ。友人の影響を受けて聴き始めた。ベストアルバムの「赤版」と「青版」のLPを最初に買って聴き(青版は限定版でレコードが青い!)、そしてLPのBOXセットを購入。一気に聴いた。当時、ビートルズのファンクラブの1つに、「ビートルズ・シネ・クラブ」というのがあり(今もあるのか?)、夏休みなどに半日ビートルズの映画を観るイベントに参加したりしていた。「ヤア!ヤア!ヤア!」も「ヘルプ!」も「マジカルミステリーツアー」も「イエローサブマリン」も「レットイットビー」も何回も観た。海賊版のカセットテープや映画のパンフの復刻版などいろいろと手に入れた。ポールマッカートニーが来日時に麻薬所持で逮捕されたときの、幻の日本公演のパンフも持っている。同じ年(1980年)だったなあ、ジョンレノンが殺されたのも。夕方のテレビのニュースで、「元ビートルズのジョンレノンが射殺されました」ってのを聞いて、「射殺」という意味がわからなかった。「射殺って重症なのか?生きているのか?」といった感じ。
 本の内容について書くと、元自称ビートルズ・マニアとしての自分が読んでも知らなかったことがいろいろと書いてあり、非常に面白い。また、歌い方の説明が日本語読みになっているのが珍しい。例えば、All My Loving の歌詞「Close your eyes」を「コ~ジュア~」と書いたりする。それでいて歌のどの辺りを言っているのかがよくわかったりする。
 ただ、主観による記述も多く、好き嫌いの分かれるところかもしれない。少なくとも、ビートルズのアルバムを聴きなおしたいと思わせる本であることは間違いない。
 客観的な曲やアルバムの解説本なら、香月利一「ビートルズ・ディスコグラフィー」(立風書房)がおすすめ。世界中で発売されたシングル、アルバムの解説、曲目の解説と有名な海賊版の解説まである。ただ、昭和54年発行の本だから手に入るかどうか。CDがまだなかった時代だし。

スーパーサイズ・ミー

 おっかしいなー。確かに登録して確認したんだけど、記事が消えてしまっている。同じ事を2回打ち込むのは面倒なので、簡単に済ます。
 映画「スーパーサイズ・ミー」を観た。1ヵ月の間、毎日3食、マクドナルドのメニューの食事を採っていたらどうなるかを、監督自らが実験台になって撮影した映画だ。結果は予想通り。
 参考文献: Greg Critser 「Fat Land」(Penguin Books) → 第2章のタイトルは「Supersize Me」だ。

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